“泣きわめくから許したらもっと泣くようになった”は子育てあるある
お母さんにとって、子どものわがままと向き合うのは一苦労です。子どもの意思を尊重しながら子育てをするとはいえ、おもちゃを欲しがったときなど、子どもの要求に何でも“良いよ”と応えることはできません。
それでも公共の場で「これが欲しい」「帰りたくない」と言って泣いたり暴れたりされると、ついつい「今日は特別よ」と言って許してしまうこともあるでしょう。
その後、子どもが泣くことが増えた経験がありませんか?この子育てあるあるには理由があります。
“涙は武器”は許さない。だめなときは「だめ」。許すときは初めから「いいよ」
お母さんが泣き叫ぶ子どもに根負けして許すと、子どもは“泣く=思い通りになる”という学習をします。
その結果、自分の思い通りにならないときに泣くように。この繰り返しが要求があると泣くという行動を増やしています。
もし“泣く行動を減らすこと”だけに着目するならば“泣く”をきっかけに思い通りになる状況をなくしましょう。
“泣く=許す”にするくらいならば、子どもが泣く前に最初から思い切って「いいよ」と許してみましょう。
泣くことを切り札にさせないために、タイミングを見て早めに「いいよ」
先日“子どもが公園から帰る時間になると、いつも「もっと遊びたい」と泣き出し、こちらが折れるまで泣き続ける”という相談を受けました。
どうしているのか尋ねてみると、お母さんは毎回怒鳴ったり「鬼が来るよ」と脅したりして何とか連れて帰るものの、泣かれると根負けして「じゃあ特別ね」と許してしまうとのことでした。
そんなある日、子どもが泣きながら「泣いたら特別でしょ!」と言ったことに驚いて何とかしなきゃと思ったそうです。
そこで、お母さんの判断を少し早くしてもらうことに。許してしまう日は泣く前に「いいよ」と言って許す。その代わり、ダメなときはどんなに泣いても譲らないことを実行してもらいました。
すると子どもは少しずつすんなり帰れるようになったそうです。
お母さんも疲れちゃう。そんな日は思い切って受け入れるのもアリ。判断は早めに。
子どもが公共の場で泣きわめくと、つい「分かったよ、いいよ」といってしまうこともあるでしょう。根負けして許してしまった自分自身に“甘やかしかな”と、気持ちがモヤモヤするかもしれません。
大丈夫、そんな日は誰にでもあります。ただ、これが続くと子どもが“泣くと思い通りになる”と学習することを知っていてください。
すべて受け入れなくても「18時に荷物が届くから10分だけなら大丈夫」などと、交渉してもいいでしょう。
子育てって全く思い通りにいかないものです。
子どもの要求に対して思い切って「いいよ」と受け入れることも選択肢の一つです。お母さんだってたまには気楽にいきたい日もあるでしょう。しつけのためにも決断は早めがオススメです。