育児は24時間、365日休みなしで想定外のことが次々と起こります。
疲れて余裕がなくなり、子どものワガママやイヤイヤを受け止められなくなるときもありますね。そんな日があってもいい。私はそう思います。
今日はがんばっているパパママへのエールのつもりで記事をお届けします。
時間も心も余裕のない日だってある!そんなときは無理しない
実は、この記事を書いている数週間後に引っ越しを控えているわが家。夫は仕事の関係で既に新居で生活をはじめているため、完全ワンオペ育児中です。
引っ越しに関連する手続きや荷詰め…落ち着かない私の心境を反映するかのように、子どもたちも落ち着きがなくなってきました。とくに末っ子がよくワガママを言っては泣くように!
キッズコーチングをお伝えしている立場としては
「そんなときほど、子どもの話をよく聞き気持ちを落ち着かせてあげ方がいい。」
と頭では分かっているのだけれど、正直それをする時間も心の余裕もありません…
今日も、降園後公園で遊びたいと泣き叫ぶ娘を自転車に無理矢理乗せて帰ってきました。
子育てに理想を求めすぎると疲れてしまう
夫の転勤に伴い引っ越すわが家。
計画的に引っ越し準備を進めていたつもりでも、イレギュラーはつきもの…まして、子どもがいたら頻度はぐっとあがります。メガネが壊れたり、怪我したり…
「い、今このタイミングで?!」なんてことが起こるのです。
わが家だけ?(笑)
そんな自分に余裕のない状況では“○○した方がいい”と理想はわかっていても、できないこともあります。長い子育てのなかで、常に理想の子育てをすることは難しいと私は思うのです。
その代わり落ち着いたときに「あのときは聞いてあげられなくてごめんね」と話すようにしています。
理想を自分に課しすぎず、肩の力を抜いて子育てする方が疲れません。その結果、子どもたちと向き合う時間が長く確保できることに気づきました。
大変なときは周りの手を借りながら乗り切る
家事育児に引っ越し作業…このすべてを自分一人で抱え込むことはやめました。
まず新居の収納計画は、ライフオーガナイザーの同期で引っ越しオーガナイザーとしても活動している友人に依頼。そして、子どもたちの心のケアに手が回っていない現状を正直にそれぞれの担任の先生に伝えました。
今回、1番不安定になっている娘。先生の話では、保育中クマのぬいぐるみが手離せなくなったそうです。
そんな娘の気持ちを先生は受け止めてくださり、降園時にはぬいぐるみの代わりにと手の甲にクマの絵を描いてくれるようになりました。
お陰で降園時「歩けない!」と駄々をこねていた娘も、最後まで歩いて帰ることができるようになりました。
疲れたときこそスキンシップを大切に。7秒ハグは親も子も癒やす
忙しくて余裕がないときほど、心がけたいのがスキンシップ。
7秒以上ハグをすると幸せホルモンが分泌され、愛されている実感と安心感が得られます。また、ママの方にも同様の効果があるので、心が癒やされます。
短い時間でも十分に愛情を贈ることができる7秒ハグ。一日の終わりにぎゅっとハグをして、親子で気持ちを落ち着けてみませんか?
きっと心の栄養が満タンになり、少し余裕を持って明日1日を始められますよ。