自信のある子を育てる褒め方のコツ。「すごい」よりも「自分でできたね」

うちの娘は3歳から自分で服を選び、4歳から髪を自分で結ぶようになりました。もちろん最初はめちゃくちゃなコーディネートにボサボサ頭。少しずつ経験を重ねて今では胸を張って外に出られるレベルになりました。これまで私がしてきた言葉掛けをご紹介します。

目次

子どもの自信が伸びる褒め方。小さなことから褒めていこう

子どもが自信を持てるようになる褒め方と、子どもが人の目を気にするようになる褒め方があります。

よく褒め言葉で聞く「すごいね」「えらいね」という言葉。実は子どもを評価しているのです。子どもは評価されないと不安に思うようになることも…。

そこでおすすめなのが、「自分でできたね」「頑張ったね」と伝えることです。この二つは子どもの行動を認める言葉。子どもは自分のした事を認めてもらえるととても喜びます。そして「できたぞ」「頑張れたぞ」と子ども自身も自分の行動を認めることができます。その気持ちが自信へと繋がっていくのです。

小さな達成の積み重ね大きな達成に繋がっていく

子どもを褒めるときは小さなことでもいいので、どんどん認めていきましょう。

朝の準備をできるようになって欲しいときは、一つできたら褒める。二つ目ができたらまた褒める。と細かく褒めていくことで子どものやる気を引き出すことができます。一つ一つ褒めているうちに、朝の準備が完了するでしょう。

挑戦し続けるうちに上達する。自分で決めることが自信の始まり

うちの娘はファッションに対して自分なりのこだわりがあります。3歳から自分で服を選びたがり、私が選んだものは着なくなりました。4歳になると髪も自分で結ぶようになりました。

最初は服の上下に別々の柄が入っていることもあったし、髪はボサボサになっていることもありました。そのまま外出するのが恥ずかしいなと感じたことも多かったです。しかし私が手直ししようとするとすごく怒る娘。自分で決めたことを認めて欲しかったようです。

「誰が見ても娘が自分でやってると分かるだろう」と考えるようにして、娘には「自分で決めれたね」「自分で結べたね」と声を掛けるようにしました。娘はとっても嬉しそうにコーディネートを毎日見せてくれました。

娘のセンスはだんだん磨かれていき、6歳になった今では格段にレベルアップしました!服のセンスも髪を結ぶのも、外に出ても恥ずかしくないどころか娘に似合うコーディネートをするようになりました。

「かわいい服だね」「かわいい髪型だね」と周りの人に言われて娘は自信満々です。

大切なのは「できた」経験を積み重ねること

大人から見たらほんの些細なことでも、子どもにとっては頑張った過程があります。小さな目標をいくつも達成していくうちに、大きな目標が達成されることに繋がります。

うちの娘のように最初はうまくいかなくても、経験を重ねると上手になることもあります。

子どもがやる気がないように感じたり、途中で投げ出しているように思ったら、目標設定をもう少し細かくしてみましょう。そして小さな目標を一つ達成する度に「自分でできたね」「頑張ったね」と声を掛けましょう。

自分の行動に自信を持てる子になるでしょう。

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この記事を書いた人

きとうめぐみのアバター きとうめぐみ ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

9歳と5歳(2021.7月に第三子出産予定)の子育て中の保育士。
述べ900人のお子さんと関わる。ワンオペ育児&フルタイム勤務や転勤に伴う引っ越しで、子育てと仕事の両立や孤立化を体験。北海道から保育者や子育て中の方に向けて講座を開催。月に一度のミーティングで、子育てや保育での役立て方を受講生とともに深めている。

趣味はピアニストのYouTube鑑賞。ピアノ・いちご・ソフトクリームが大好物。

mamagirl webにてコラム執筆中

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