自ら学べる子になる近道。好きなことを思い切りさせる

我が子へたくさん学んでほしいと思って教材を用意したのに、子どもがあまり興味を示さず困ったことはありませんか?

保育園に通う子どもたちをみていると、学習のスピードや興味の持ち方はそれぞれです。今回はどうしたら、子どもが興味を持ってお勉強にのめり込むのか?私の園のエピソードからお伝えします。

目次

お母さんの思いは後回し!子どもの好奇心を探すのが学びの近道!

子どもに文字を覚えて欲しいと思ったときに、なかなか思い通りにいかないときは焦らないことが鍵となるります。それは子どもの興味とお母さんがさせたいことにズレが生まれているからです。上手くいかないときは子どもが興味を持って夢中になっていることを、探してみてください。子どもは“好奇心”を見つけたら、どんどん興味を持って学びのスイッチが入っていくでしょう。お母さんの思いは一旦後回しにして、お子さんの楽しんでることを見つけてみるのもポイントとなります。

興味を持つと自ら学びだす!これが成長の最大のポイント!

子どもは興味があるもの・ないものがはっきりしています。

集団で子どもたちの様子を観察していると、“大人のように必要だから勉強しておこう”と思って行動しているわけではなさそうです。例えばアニメなど、興味をもったことから学ぶことが多くみられます。

キッズコーチングでも、子どもの成長や学びにおいて、全ての原点は“好奇心”から始まると言われています。子どもが楽しいと感じて興味を示していることは、自ら学べるようになる最大のポイントとなります。

できなかった文字の読み書きも大好きなアニメが刺激になりみるみる上達

年長組のようくんのお母さんは、読み書きに興味を示さないようくん心配していました。

ようくんは文字が少ない図鑑が大好き!「大きくなったらかぶと虫になりたい」と常に言っているほど熱の入りようで、文字とはあまり縁がありませんでした。

虫の名前はどんどん覚えるのに、文字はなかなか読めるようになりません。しかしポケモンが流行したのをきっかけに、ようくんは虫がモデルのポケモンに興味を示すようになりました。

そこでお母さんはぬりえを買ってみたのです。するとようくんはページに書いてあるモンスターの名前から、どんどんカタカナを覚え始めたのです。今ではお友だちにお手紙まで書けるようになりました。

興味のスイッチは思わぬところにある。のめり込んでいることから始めよう

小さな子にとっては、すべての物が学びとなります。

石や枝を集めたり、虫を捕ったり、ぐるぐるとひたすらお絵描きをしたり、大人がただの遊びだと思うようなこともすべて学びにつながっています。

ただ同じことをくりかえしているように見えて、実は小さな発見を面白がっているのです。

お母さんが、子どもが何に興味を持っているのか観察するのが鍵となります。子どもが興味を持ったことは学びにつながります。お母さんも一緒に楽しんで子どもの発見を喜んであげてください。更に学びを深め広げていけるでしょう。

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この記事を書いた人

村上 栄子のアバター 村上 栄子 ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

「未来を創造できる子を育てる」乳幼児専門教育・子育てコーチ
「子ども優先」で主体性を育てる習い事や保育園・幼稚園の環境作りで指導活動中。乳幼児専門おやこ教室「スマイル」主宰。キッズコーチングで地域のおやこの育ちをサポート。

趣味はダンス。動画でも、生でも、踊っているのを見ていると時を忘れる。

都内現役保育士・教諭歴25年/延べ30,000人指導/日本キッズコーチング協会キッズダンスインストラクター

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