「妙に静かだな」と思ったら、黙々とイタズラをしていた。そして部屋の中が大惨事!なんてことは子育てあるあるですね。親の度量を試しているのかと気が遠くなります。あのイタズラに意味はあるのでしょうか?
「なんで今なん??」その気持ち、きっと子どもも感じてる
絡まったネックレスのチェーン。後もう少しで解けそう!そんなとき「おかあさーん!みてー!」と言われたら、正直イラッとしてしまいます。作業に集中しているときに話しかけられるのは誰だって避けたいものです。それは子どもだって同じです。
自分でできることが少なかった0歳の頃は積極的に子どもに話しかけていたお母さんも多いかも知れません。しかし、子どもは2歳ごろになると自分でできることが増え、手指を使った作業に集中する姿がみられるようになります。
そんなときは声かけをやめて集中できる時間をどんどん伸ばしましょう。
じょうずにできるようになった頃が集中力が伸びるとき
大人が思わず集中してしまうのはどんなときでしょう。複雑な問題を考えているときより、むしろ単純な作業の方が集中できるという経験はありませんか?
初めてのことや、まだ上手くできないことは、やっていても疲れるので意外に集中できないものです。少しコツを掴んで慣れてきた頃に集中できるようになります。
子どもも同じで、積み木を積めない間は飽きっぽく見えても、積めるようになってからの方がもっともっとと集中します。
そこで「すごいね!」と声をかけると、せっかくの集中が切れてしまいます。声を出さずに、こっそり積み上げた数を数えて密かに楽しみましょう。
飽きっぽいのは性格じゃない。好きが見つかれば集中できる
うちの息子は赤ちゃんの頃、よだれが多くスタイが欠かせませんでした。1歳頃になって落ち着いたかと思ったら、2歳になるとまた必要に。何かに集中するとよだれが出てしまうからです。
積み木を積んだり、カードを並べたり、シールを剥がしたりすると水溜りになるほどです。よだれの多さには困りましたが、それくらい長い時間一つのことに集中できることがわかってうれしかったです。
普段はあまりこだわりがない子だと思っていたのですが、細かい作業が好きなことがわかり、その頃から選ぶおもちゃも細かいものに変わってきました。
2歳は集中力が育つとき。手だし口出しはご法度
子どもが何かに集中し始めたら、危険がない限りは声をかけずに見守りましょう。はめようとしているパズルのピースがたとえ裏返しであっても、本人が集中している間は親はお口チャックです。
大切なのはパズルを完成させることではなく、集中力を伸ばすことだからです。一つのことに集中して取り組むことができるようになったことに目を向け喜びましょう。
ずっと見ているとお母さんのお口がムズムズしてきますね。そんなときはおいしいコーヒーとチョコでお母さんのお口を塞ぐのがおすすめです。
子どもの集中力が伸びた分だけ、お母さんの体重もアップ!とならないように、甘いものはほどほどにしましょう。