新学期の始まりは登園渋りに要注意、予防のためにできること3選

ちひろ/ライター

長かった夏休みも終わり、新学期が始まりますね。
新学期が始まったらちょっと息抜きしようと思って、今頑張ってらっしゃるママもいるかもしれませんね。

本日は、ママたちが休み明けにゆっくり息抜きが無事できるよう願って、保健室で子どもたちと向き合ってきた経験から言えることをシェアします。

目次

気をつけて、長期休み明けは登園拒否を起こしやすい

入園やゴールデンウィークを乗り越えた子どもでも起きることがある夏休み明けの登園拒否。年少さんだけにとどまらず、何度か夏休みを体験したことのある年中・年長さんでもすることがあるので要注意です。

1学期は元気に幼稚園に登園していた子でも、登園を渋って泣くこともあるので、その姿を見るとママやパパはびっくりしたり、どうしていいかわからなくなったりするかもしれませんね。わが子が泣いている姿を見るのはとても辛いもの。そうならないために今からできることをお伝えしたいと思います。

登園拒否に多い理由3つとその予防法

登園拒否に多い理由は次の3つと言われています。

  • 生活リズムが崩れてしまった
  • ママやパパと離れ離れになってしまうのがイヤ
  • 久しぶりにお友達や先生と会うのが不安

ひとつずつ解説しますね

生活リズムが崩れてしまった

夏休み中は朝ゆっくり起きて、ちょっと夜更かしするなどリズムが崩れやすくなりますね。もちろん、普段と変わらずきちっとできたらステキですが、難しいこともあります。ただ、急にリズムを戻すのは子どもには難しいもの。始園日の1週間くらい前から、徐々に普段の生活リズムに戻すようにしてみてください。

パパやママと離れ離れになってしまうのがイヤ!

こんなとき、つい「幼稚園の方が楽しいこといっぱいあるよ!」と言いたくなってしまうのですが、まずは子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。「離れるのが寂しんだね」そう一言伝えるだけで、ママやパパは自分の気持ちを分かってくれている!と安心することができます。

久しぶりにお友達や先生と会うのが不安

この場合も上記と同じ。まずはその気持ちを受けとめてあげましょう。そして、十分安心させてあげてから、2学期にあるイベントの話をしたり、「先生、○○ちゃんに会えるの楽しみって言ったいたよ」などと未来の楽しみを想像させて、ポジティブな感情をもたせるのがおすすめです。

予防したのに登園渋りが始まった!休ませる判断の見極め

たとえ予防をしていたとしても、登園渋りが起きてしまうこともあります。そのときに休ませていいものか悩じゃって…といったご相談を受けることがあります。

私は降園後のお楽しみを用意しておくことで、泣きながらでも行けるのであれば登園させてみませんか?とお伝えしています。降園後のお楽しみは何でもいいのです。「一緒にクッキーを作ろうね」でも「帰り道の公園で遊ぼうね!」でも。

ただし、これは私の個人的な見解。わが子の専門家はあくまでもママとパパです。わが子のことを1番知っている親が「休ませた方がいい」と判断したならば、それが正解だと私は思います。

合言葉は「何とかなる!」幸せになる道はたくさんある

登園渋りが続いたり登園拒否が続くと、親の方が不安になったりピリピリしたりすることありますね。わが家の次男も登園拒否をしたことがあるので、お気持ちは痛いほどわかります。

そんなときは「なんとかなる」って唱えましょう。幼稚園に行かなくたって幸せに生きる道はいくらでもあるのです。

でも、そうは思っても辛くなったり、他の家庭をみてうらやましく感じたりすることもあるかもしれません。そんなときは、全国にいるキッズコーチングのセッションを利用してみてください。“聞くは効くに通じ、話すは放つに通ず”きっとその気持ちを話し、聞いてもらうことで気持ちが楽になるはずです。困ったときは一人で抱え込まないでくださいね。

ちひろ/ライター

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この記事を書いた人

亀山千裕のアバター 亀山千裕 ままとこネットライター/キッズコーチング®マスタアドバイザー

小4、小1、3歳の子を育てる転勤族妻。
日々、家族を家事に巻き込む方法を探究し、最高のチームに育てるため奮闘中。プレッシャーを勝手に背負った教育ママが、わが子の「ママの子をやめたい」という言葉に目が覚める。現在は楽しい子育てを実践してもらうべく精力的に活動中。

趣味はファミリーキャンプ。オシャレなキャンプレイアウト研究中。

元養護教諭(保健室の先生)/ライフオーガナイザー®

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