子どもの成長に伴って家事の負担が減るかと思いきや、洗濯物のかさも食事の量も増えて全然楽にならない!?
少しでも家事の負担を減らし、自分の時間が欲しいお母さんに読んでいただけたらうれしいです。
家事はお母さんだけの仕事じゃない!1人で抱え込まずに家族に任せよう
毎日どのくらいの家事をしていますか。家庭の状況によってさまざまだと思いますが、掃除に限ってもリビング、寝室、トイレにお風呂…挙げていくときりがありません。
子どもが小さいうちはお母さんがしていた家事も、子どもの成長に伴い少しずつ分担できるものが増えていきます。
「家事の負担が大きくて大変!」「もう少し自分の時間が欲しい!」と思っている方はぜひ、手放せる家事はないか一度考えてみましょう。
お母さんが信じて任せれば、子どもの家事レベルはぐんぐん上がる
成長途中の子ども達に自分と同じレベルの家事を求めてしまうと、手放すのが難しくなってしまいます。私もお手伝いをお願いしては、自分でやった方が早くて正確だと感じて次からまた自分でやってしまう、という事を繰り返してきました。
ですので、ここは少し見守る力も必要で、お母さんの腕の見せ所でもあります。
思う所はあっても子どもを信じて任せてみると、2週間もあれば上達していきます。するとお母さんの家事の負担が減りぐっと楽になりますし、子どもにとっては成長の過程で大切な“自立”の一歩にもなります。
【ポイント①】百聞は一見に如かず!最初に正しい方法を見せよう
子どもにはモデリング能力と言って、見たものをまねする能力が備わっています。
できるだけ正しく習得してほしいと思うと、あれこれ説明してしまいがち。でも何回も口で説明よりも、1回お母さんが正しい方法を見せてあげることが習得の近道になります。“百聞は一見に如かず”とも言いますね。
できない所はその都度お手本を見せてあげつつ、あとは何回も挑戦させてあげることでぐんぐん上達していきます。
【ポイント②】任せたら口出し不要!感謝の気持ちを伝えよう
お手伝いの様子を見ていると「角も洗って!」「汚れがまだ残っているよ!」などと口を出したくなることもあるかもしれません。
しかしせっかくお手伝いしてくれているのに、口出しをしてしまっては子どものやる気は急降下。言いたいことがあっても次回でよい内容であれば「ありがとう。○○ちゃんが手伝ってくれてお母さん助かったよ」とその日は感謝を伝えてあげてください。
そして後日、同じお手伝いをしてもらう時に「こういう角にも汚れがあるから、落としてくれたらうれしいな」などと伝えてみてください。そうすることで子どものやる気を保ったまま、少しずつお手伝いのレベルも上がっていきます。