子どもって、こちらが忙しい時に限って「お手伝いする!」って言いませんか?勘弁してよ、って思うことも多いですね。
でもそこでやってもらうことで大きなメリットが、子どもにも、もちろんお母さんにもあります!
二度手間にもなるお手伝い。しかし「やりたい」と言ったときがチャンス
子どもが3歳くらいになるとママのやっていることを「やりたい!」と言うようになります。
食後に食器を洗っていたり掃除機を使っていたりすると「やりたい!」と言ってきます。
ママからすると早く家事を終わらせたいところ。まだまだ手先が器用でないため結局やり直すことにもなり二度手間にもなります。
ですが子どもが興味を持ったことはママが可能な限りやらせてあげると自立に繋がるのです。
子どものお手伝いで大切なこと。完璧を求めず失敗を責めない
3歳は”自立期“です。
今まではママ主導の生活だったのが、ママのやっていることに興味を持ち、やってみたいと思い行動する。これが自立のスタートなのです。
「やりたい」は合言葉のようなもの。子どもが興味を持ったことをどんどんやらせてあげましょう。
そのときに大切なのは“完璧を求めない”ことと“失敗を責めない”こと。自分の意思で行動している姿勢が大切なので結果ではないのです。
子どもの「やりたい」気持ちを満たしてあげることが重要な時期です。
ママからすればお手伝いのフリだけ。それでも子どもは満足しています
もうすぐ3歳の息子は洗い物のお手伝いが大好き。
なぜか朝食後は興味を示しませんが、夕食後は必ず「Yくんもやる!」と言ってきます。
規則正しい生活を大切にしている私はお風呂の間に合わせるために毎日バタバタと片づけをしています。しかし息子の気持ちも大切。
そこで私は「5分だけね」と伝え息子に洗い物を任せます。スポンジで食器を洗うのではなく、コップにお水を入れては流すの繰り返し。それだけでも満足した顔で私と交代してくれます。
ママが負担にならないよう工夫を加え、子どもの心を満たしてあげよう
子どもの興味はすぐに移り変わります。今興味のあることがずっと続くわけではありません。
だからこそ今やらせてあげることが大切なのです。
忙しいママは負担が増えるので困ることもありますので、あらかじめルールを決めておくといいでしょう。洗い物は5分間と決めその間は違うことをしておく、洗濯物は子どもの物だけを畳んでもらう、などです。
子どもは少しでもお手伝いができれば満足します。ママがストレスにならない工夫をして子どもの心を満たしてあげることが、子どもの自立に繋がります。
この「お手伝いしたい!」は3歳くらいに特有で、少し大きくなると言わなくなります。だからこの時期は生活力を磨く絶好のチャンス!
ぜひぜひママにストレスにならない方法を編み出しつつ、子どもの意欲に応えてあげてくださいね♪