習い事を始める春。子どもの負担に気を配るポイントはココ

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4月に新しい習い事がスタートする子は気をつけることがある

皆さんは学年が変わるときに、習い事の整理をして入れ替えをしたことがありますか?私は息子ではありますが、娘では習い事の4月スタートはしたことがありません。

皆さんの中に、例えば新しい仕事やアルバイトを始めたときに、とても疲れて家のことができなかったり、しばらくすると疲れが出て体調を崩したりする方がいらっしゃるのではないでしょうか。

これらは皆さんの個性に応じた反応です。新しい環境だと必要以上に気を使ってしまったり、反対に必要以上に張り切ったりして、自分で思うよりも疲れてしまうことがあるのです。

これと同じような環境の変化が子どもは毎年4月に起こります。入園入学、クラス替えです。

子どもは新しいことが始まるときの行動に個性がある。知ることで対応が楽に

新しいことが始まるとき、子どもはいろいろな感情を持ちます。その感情は行動となって表れますが、子どもの生まれ持った気質によって分かれます。

のんびり屋さんややんちゃで活動的な子は、どんなことも楽しめるのでスタートはスムーズですが、気が付かないうちに生活リズムの変化で心身に負担がかかることがあります。

がんばり屋さんは、完璧にやらなければと思って頑張るので、家で情緒不安定になることも。繊細な子やこだわりの強い子はその子のペースがあるので見守りに徹することが大切です。

習い事を始める前に、まずは基本的な生活に慣れてから、というのもアリ

私の娘は優等生キャラで、外で頑張ることがよくあります。ですので、春先の環境が変わる前後には家の中限定でちょっと情緒不安定になります。

お腹が痛いと言うこともあれば、抱っこしてと甘えてくることもあります。

ですので、私は、もしも娘が習い事を始めるのはまずは学校生活に慣れた5月以降が最適と思っています。

4月はクラス替えなどで気が張っていて精神的にクタクタで帰ってくるからです。

ただでさえその調子なのに、さらに習い事を初めて負荷をかけるのは、学校、習い事、どれもうまくいかなくなる可能性があります。

本当は4月はじまりだとスタート特典で入会金無料とかあるのでそれを使いたいのですが、本人が楽しくできるのが一番、と割り切っています。

疲れている子どもには、早寝と同時にたくさんハグをすることが効果的

春はワクワクがたくさん起こる季節です。子どもに新しいことを体験させたいと思うことも多いでしょう。しかし、新しい環境は私たち大人でさえもワクワクだけでなく多少なりとも疲れるのです。

もちろん、キリよくカリキュラムを始めたい、先着順の申し込みなど4月スタートの必要があるかもしれません。

その場合は、ぜひ子どもがどんな行動をとっているかを見極めながら、早く寝て、たくさん抱きしめて心身の疲れを軽くしてみましょう。

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この記事を書いた人

波多野 裕美のアバター 波多野 裕美 ままとこネットライター/キッズコーチング®トレーナー

子どものミライを育てよう  ミライノキ代表
九州初キッズコーチング協会認定トレーナー。気負わず学べる講座。PTA、公民館連合会、教職員向けの講演会や勉強会も好評。個人相談や幼児教室など関わった人数は現在約600人超。9歳4歳の5歳差育児中。

皆の笑顔が大好物。基本的に人が喜ぶ顔を見るのが好き。キャンプでは焚き火をぼーっと見るのが幸せ。

ママガールwebにてコラム執筆中/stand fmにて音声配信中

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