責める言葉を使っちゃったときのとっておきの回復ワザ教えます

ちひろ/ライター

「何やってるの?!」「こんなこともできないの?」そんな風に子どもを責めてしまうことありませんか?きっと多くのママたちが責めてしまった後「あんな風に言うんじゃなかった…」と後悔していることでしょう。

本日はそんなときに子どももママも心が軽くなる魔法のフレーズをご紹介したいと思います。

目次

感情に良し悪しはない、怒りを感じるのはとてもナチュラルなこと

子どもを責める言葉…きっと多くのママたちが「本当は言いたくないけれど、つい怒って言ってしまう。怒らないママになりたい」と思っていることでしょう。

そもそも感情に良し悪しはありません。大切なのは怒りをコントロールし、他人や自分自身に害を及ぼさないようにすること。怒りを上手に伝える方法を身につけましょう

責める言葉の裏には、子どもへの期待が隠れている

そもそも、この子どもを責める言葉はどうして出てくると思いますか?言ってしまったときの状況を頭に思い浮かべて考えてみてください。

子どもを責める言葉の裏には、親が子どもに対して抱く期待や希望があることに気付きませんか?期待が外れて怒りたくなるのは、私たちが何かを予想しそれに合った結果を期待するからです。しかし、予想と現実が合わないと人は感情的になりがち。なぜなら、計画が台無しになったり、自分の思った通りにならなかったりするからです。

「あ!責める言葉を言っちゃった」そんなときはすかさずリカバリーショット

例えば、朝ごはんの準備をしているのを想像してみてください。ママは子どもにバランスの取れた朝食を出し、元気に1日を始められるように期待しています。ところが、子どもは不注意で牛乳をこぼしてしまいます。この瞬間、ママは期待通りにいかなかったことにがっかりし「もう何してるのよ!」と責めてしまうかもしれません。

こんなときにおすすめなのがリカバリーショット。「あ!責める言葉を言っちゃった」と思った瞬間にキッズコーチング®で言うところのアイ・メッセージを使ってください。「自分がそう思った」+「本当にしてほしいこと」を付け加えるのです。

「もう何してるのよ!…ってママは思っちゃったのよ。こぼした牛乳は拭いてくれると助かるわ

といった具合に。こうすることで責めるニュアンスが和らぎます。

私はこの方法をよく使っているのですが、中学1年生になった長男と親子喧嘩をした際に「うっせぇくそばばぁ!…ってときどき思います、はい。」と言われました。

ちひろ/ライター

リカバリーショット、しっかり息子に継承されているようです(笑)

ちょっとした工夫で親子のコミュニケーション力がアップする

怒りたくないし責めたくないから、私は子どもに期待しません」こう宣言したところで怒りは怒らないようになるでしょうか?

感情は自分が大切にしているものからのメッセージ。なかったことにしないでどうか大切に扱ってあげてください。

大切なことは怒りを感じないようにするのではなく、親子関係を円滑に保つこと。リカバリーショットのような工夫を通じて、親子のコミュニケーション力を磨いてください。きっと楽しい家庭環境を築く手助けになりますよ。

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この記事を書いた人

亀山千裕のアバター 亀山千裕 ままとこネットライター/キッズコーチング®マスタアドバイザー

小4、小1、3歳の子を育てる転勤族妻。
日々、家族を家事に巻き込む方法を探究し、最高のチームに育てるため奮闘中。プレッシャーを勝手に背負った教育ママが、わが子の「ママの子をやめたい」という言葉に目が覚める。現在は楽しい子育てを実践してもらうべく精力的に活動中。

趣味はファミリーキャンプ。オシャレなキャンプレイアウト研究中。

元養護教諭(保健室の先生)/ライフオーガナイザー®

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