子どもっていつの間にかママの口調や口癖を真似して覚えますよね。おままごとを観察しているとびっくりするくらいです。
どうせならいい口癖を真似してもらって、幸せなマインドを育てたいもの。ポイントをお話しますので、ぜひやってみてほしいです!
“幸せを感じる心”はお母さんのつぶやきから育てることができる
子どもってママの口ぐせをマネしたり口調が似ていたるすることってありますよね。
お友達や兄弟とケンカのときに、普段ママが言っている言葉をそのまま言っていることがあります。それくらいママのことをよく観察している証拠ですね。
ママの発する言葉が子どもに影響を与えるなら、ポジティブな言葉を発すると子どもの思考もポジティブになります。その言葉から子どもが”幸せを感じる心”も育てることができるのです!
ポイントは形容詞を多用すること!そこにはママの感情が含まれています
ママが普段幸せを感じるときはどんな時ですか?
朝外に出て天気がいいとき、キレイな花を見つけたとき、自然を感じられたとき、家族がそろってご飯を食べているときなど。人それぞれ感じ方が異なりますが“楽しい”“幸せ”って感じる瞬間ってありますよね。
それを声に出して伝えるだけ!「今日見たお花がキレイだった」「みんなでご飯を食べると美味しいね」などです。そうすると子どもは「天気がいいと気持ちがいいんだ」「みんなでご飯を食べれるとおいしく感じるんだ」と理解できます。
それがたくさんあればあるほど子どもの“幸せを感じる心”が育まれ、日常に幸せを見つける習慣が身につきます。
ポイントは形容詞を使うこと。形容詞とは「〇〇い」「〇〇しい」で終わる言葉です。形容詞には五感を表す言葉が多く、プラスして気持ちを表す言葉もたくさん含まれています。お母さんが形容詞で話すことで、自分の気持を伝えられる子どもになっていくのです。
ママと子どもは以心伝心?同じ感性を身につけます
私は毎朝保育園に登園する道のりで意識していることがあります。
今日の天気、道ばたに咲いている花、鳥の鳴き声、虫の鳴き声など、自然を感じてはそれを子どもに話しかけるのです。
例えば「今日は雲一つない青空で気持ちがいいな」「風が吹くと涼しくなるね」「雨が降ると草木が喜んでいるね」などです。すると子どもたちも外に出ると今日の天気のことや花を見つけたことを伝えてくれるようになりました。
些細な喜びや楽しみを自分たちで見つけることができるようになったのです。
幸せは肩書や学歴ではなく、日常にこそたくさん見つけることができる
わが子には幸せになってもらいたいとみんな願っているはず。
幸せのかたちは人それぞれですが、給料のいい仕事に就くこと、大きな家に住むこと、などの条件で感じるよりも、今あるものの中で楽しい、嬉しい、幸せ、と感じることができると、どんな状況でも幸せを見つけることができるようになります。
ママの口ぐせは大きな影響を与えます。毎日子どもに話しかけている言葉を意識してみませんか?