子どもの短所を長所に変えたいなら発想の転換をしよう

ついつい他の子どもを見て、うちの子は○○だなぁと思うことはありませんか?比べたくはないけど、欠点が目についてしまう…。そんなあなたにおすすめしたい方法があります。

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子どもの短所が気になったら見方を変えよう

子どもはそれぞれ個性が違う。他の子どもと比べないようにしよう。そういう風に考えているお母さんは多いのではないでしょうか。

でも、我が子のできないことや欠点ばかり目につく。どうしてうちの子は…と落ち込んだりしていませんか?

私も5歳になったばかりの男女双子を子育て中です。2歳になった頃から、双子はそれぞれの個性をいかんなく発揮し始めました。

娘のワガママぶりに翻弄され、息子の乱暴さにため息をつく日々。でも、キッズコーチングを学び、発想の転換を知って、見方を変えることができるようになりました

他人から見ると短所は長所かもしれない

双子が3歳頃だったでしょうか。友人親子とあるイベントで会いました。

その時、年が近い友人の子どもは、1つのところにいて同じことをずっとしていました。一方我が家の双子は、いろいろなことに興味が移り、あちこち動き回っていました

うろうろする双子を追いかけながら、なんでうちの子達は集中力がないんやろう、ちょっとぐらい落ち着いて1つのところにいればいいのにと思いました。

私は「Kくんは集中力があるなぁ。うちは落ち着きがなくって」と言いました。するとKくんのお母さんは「いや~いろんなことに興味があって羨ましいわ~」と言ったのです。

目からウロコの瞬間でした。じっと座って集中してもしいと思ってた私とは逆に、Kくんのお母さんは好奇心を持っていろいろ挑戦してほしいと思っていたのです。

言葉を置き換えてみると見えてくることがある

私は「双子育児って大変でしょう」と言われることがよくあるのですが、「はい。ほんとにやんちゃで…」「もうね、パワーがありすぎて大変です」などと答えることが多いです。

そうすると、「元気がいいのはいいことですね」「元気が1番ですよ」と返ってきます。

確かにそうなんですが、自分では大変という方に意識がいっているので、否定的に感じてしまうことがあります。でも、大抵の人が、私の「やんちゃ」「パワーがありすぎる」という言葉を「元気がいい」とポジティブに変換して返答してくれるのです。

短所を長所に捉えてみよう

他人から見ると、お母さんが短所だとか大変だと思っていることが、実は長所として見えていたりするのです。この視点を取り入れない手はありません。

まず、子どもの短所と感じたり、気になる点を全部書き出してみましょう。そして今度はそれを肯定的な見方で書いてみましょう。例えば…

  • 落ち着きがない→好奇心が旺盛
  • わがままばかり言う→自分の意見が言える
  • 引っ込み思案→周りの状況をよく観察している

といった具合です。

最初は難しいと感じるかもしれません。

短所を書き出したら、我が子フィルターを外し、客観的に変換してみてくださいね。

こじつけと思えても、まずは発想を変える気持ちでやってみてください。子どもさんの新たな一面が見えてくるかもしれません。

私も最初は、すぐに物を投げる息子…。ポジティブな言い方なんてある!?と思いました(笑)でも、腕の力が強いとか反応が早いと捉えることもできるんです!

見方を変えるだけでポジティブな世界が広がります。ぜひ試してみてください!

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この記事を書いた人

エルティング 孝子のアバター エルティング 孝子 ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

アメリカ・オレゴン州ポートランド在住のグローバルキッズコーチ。
国際的な環境で暮らす親子のコミュニケーション力、幸せ力を育むサポートをしている。日米で保育士、児童英語講師、日本語教師として14年間、乳児から中学生にかかわる。その後、着物和文化講師として、アメリカから着物や茶道を通して和の心を伝えている。

趣味はペーパークラフトとティールーム巡り。

2016年生まれの男女双子の母。

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