子どもによっては、ちょっとしたことで大泣きして泣き止まない、という時期があります。お母さんとしては対処に困ることが多いですね。
そんなときにオススメのことを書いてみました。
何を言っても泣き止まない!そんなときは背中トントンが効く
コケて泣く。悔しくて泣く。眠くて泣く。喧嘩して泣く。こう1日に何度も泣かれてはお母さんも疲れてしまいますね。
ひどくなると子ども自身もなんで泣いているのかわからないくらい大泣きしてしまうことも。いくらお母さんが声をかけても、声が届きません。
そんな時は背中をトントンしてあげましょう。たかが背中トントンと侮るなかれ。実はすごい効果があるんです。
背中トントンを極めよう。呼吸を意識すれば寝かしつけにも効果的
肌と肌を触れることを“タッチング”と言います。体を優しく触れられることによってオキシトシンというホルモンが分泌され、不安やストレスを緩和したり痛みを和らげる効果があります。
中でも背中トントンは、リズムに合わせて心拍集を安定させる効果があります。
初めは泣き声に合わせて「トントントントン」から段々と「トーントーン」に変えていくと大泣きも収まってきます。また寝かしつけのときには吐く息に合わせてトントンすると寝付きもよくなるんですよ。
言葉の通じない海外出産で実感した手の温もりの力
わたしは海外で出産したのですが、手術室で聞こえてくる単語は全く意味が分かりません。不安すぎて小さな痛みも強烈に感じてしまうほどパニックになりました。
そんなとき、一人の看護師が手を握って、子どもを寝かしつけるように肩をトントンしてくれたのです。たとえ言葉がわからなくても、安心が伝わることを身をもって体験しました。
自分の子どもが泣きじゃくるときは、あの看護師さんのことを思い出して「大丈夫だよ」という気持ちで子どもにトントンしています。
ギャン泣きに疲れたら、とりあえず背中をトントンしよう
子どもが3歳くらいになると、会話できるようになってくるので言葉でコミュニケーションを取ることが一気に増えると思います。
それでもやっぱりまだ3歳。自分の気持ちがうまく言葉にできなくてただただ泣く、なんてこともまだまだあるでしょう。
そんなときはまず優しく体に触れてあげましょう。子どもが産まれたときから当たり前のようにやっていた抱っこや背中トントンですが、大きくなってもまだまだ有効です。
お母さんの手の温もりは必ず子どもに届きます。