未来を生きる子どもに備えてあげたい自発力を鍛える〝?″の力

ゆきほ/ライター

私たちが小さな頃に学んだ価値観が新しいものへと変わり、これから先もどんどん変わり続けていく社会。そんな未来を生きていく子どもたちにとって必要な力の1つに〝自発力″があります。では、その力を育む為には、私たちは“今”どんなことに気をつけながら子どもたちと向き合っていけばよいのでしょうか?

目次

これからの時代に求められている 自分で考え動ける力=自発力

外遊びの仕事をしていて「お散歩へ行こう♪」というと、自分の水筒を持って走ってくる子や、帽子をかぶってやってくる子に出会います。そんな時、私は必ず「わー!!(持っていく物)考えたね!!」や「ナイスチョイスだね!!」と伝えます。

もし今あなたが、「え、水筒や帽子は当たり前よね…」と思ったとしたら、実は大間違い。これはとっても素晴らしいことなんです!なぜなら、これこそが〝自発力″を発揮した瞬間だからです。

自発力とは、子どもが自分で考え、その判断に沿って自ら動くことのできる力のことです。この力は、これからのグローバル社会にとって将来を左右する必要な力と言われ、身につけた知識を活用する力とも言えます。

自発力が育まれると、指示を待たずに行動することや、失敗しそうなことでも臆せずチャレンジすることができるようになります。社会に出た時、即戦力の人材になりえるのです

初めての体験 ワクワク・ドキドキが生み出す自発力

ある幼児キャンプで一緒に過ごした子どもたち、最初は戸惑いもいっぱいです。

けれど、自然の力は偉大です。これがやりたい、あれがやりたい!と、心があると言われる前頭葉が刺激を受けて活性化され、自発力が芽生えます。

その時こそがチャンス。やりたいことを思う存分一緒に体験しましょう。

自発力を伸ばすためのスパイスは、会話の中に〝?″をちりばめること。「それをするにはどうしたらいい?」「何が必要だと思う?」「こうしたらどうかな?」…。

これらの魔法の言葉は、楽しさと笑顔と遊びの中で、絶大な効果を発揮してくれます。

毎日じゃなくたっていいんです。〝?″を使う日をつくる

自発力を育てる方法は大自然の中でしかできないの?と思った方がいるでしょうか。

答えはNOです。確かに自然に触れ開放的な気持ちになると自発力の芽生えは早いですが、自発力は日々の中で育まれ、少しずつ積み重ねて伸ばしていけるものです。

例えばお出かけするときに「なにしたい?」と聞き、一部でもその意見を取り入れるだけで子どもは自分の考えたことを言葉(行動)にすることの大切さを感じます。

自分の意見が伝わったと感じると他の事にも積極的に関わろうとする気持ちが生まれます。やりたいこともやろうとする気持ちもどんどん育っていきます。

ただ、どんなお母さんでも毎日、子どものペースに合わせ、全てに取り入れることはなかなか難しいと思います。

そんな時は今日は余裕があるなと思える日にやってみるのでもOK 。ちょっとした瞬間に「これはどうする?」と決定を子どもにある程度委ねる日常を増やすことはできるのではないでしょうか。

難しく考えなくていい。私たち親が今日からできること

 ここで最後にもう一つ必要なことをお伝えしようと思います。それは、親が心の中で子どものやる気を尊重し、誰よりも応援してあげよう!!という気持ちをしっかり込めて〝?″を使うことです。

 試しにまず心の中でも構いません。「すごい!そのアイディア!!」という気持ちを込めて「どうするの?」と言ってみましょう。

では次に「え?ほんとにそんなことやるの?」「それじゃできないんじゃないの?」という気持ちを込めて「どうするの?」と言ってみましょう。

子どもは親の言葉に敏感です。言葉の奥にある気持ちもくみ取ろうとしてくれます。だからこそ、ぜひ、子どもの可能性とひとりひとりが持っているステキな力を信じて、ポジティブな心で〝?″を使った会話をしてみてください

ゆきほ/ライター

同じ言葉でも、心に浮かべる気持ちによって言い方は異なるもの。
だからこそ、ぜひ子どもの自発性を全肯定する気持ちで話してみてくださいね!きっと伝わります!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

黒田ゆき保のアバター 黒田ゆき保 ママトコネットライター/キッズコーチング®トレーナー

全ての子どもに『自分らしく生きる力』を。新しい一歩を安心して踏み出せる『心の居場所』を提供。不登校児や特別支援児のサポート、自然体験・野外体験活動指導者として、様々な組織のキャンプの企画に参画。 青少年育成ボランティアの養成にも力を入れ、延べ1万人以上の子どもたちと関わる。

外遊びと絵本、工作と文房具好き。

キャンプディレクター1級/ comfortable place 代表。1児の母。

目次
閉じる