梅雨どき、雨の日なにしよう?困ったら子どもに相談!

雨の日の過ごし方に困る梅雨のシーズン。
お悩みを解決してくれるひとは、一番そばにいるんです!

目次

お出かけできない!ママが感じる”雨の日ストレス”

お外にでかけられない梅雨の季節。今日も雨だわ…何して過ごそう?と頭を悩ませる日が増えるシーズンですね。

いつもの公園にも行けないし、我が子は体力を持て余してご機嫌斜め。退屈しないようにとおうちで手を変え品を変え遊びに工夫をこらすけれど、ママは心身ともにくたびれてしまいますね。外で発散できない分お昼寝時間も短くなって、ママのストレスもたまる一方です。あーあ、明日は晴れますように…。

はい、これは数年前の私そのものです!

こんな悪循環で気分が滅入ってしまうときには、ぜひ子どもに相談してみましょう!今回のテーマは、キッズコーチングを知って私が180度変わった部分。ママが最高のコーチになれる方法です!

「どうしたらいい?」の質問形で最高のコーチになろう

どうしたら子どもが楽しく一日過ごせるのかをあれこれ真面目に考えてあげているのは、あなたが一生懸命で愛情にあふれたママである証拠です!子どものことを思い、できる限りの手を尽くしてあげようとしている優しいママですね。人一倍頑張っているのです。

でもそれでくたびれてしまっては長続きしません。だからそんなときは、すべて自分自身で背負うのではなく、いっそのこと子どもに助けてもらいましょう!

こんなシチュエーションのとき、最高のコーチになる方法は至ってシンプル。「こんなときはこうするのよ」と教えるのではなく、「こんなときはどうしたらいいと思う?」本人に聞くのです。

「どうしたらいい?」と聞かれることは、子どもにとって自分の頭で考える思考力、それをアウトプットする表現力、相手の気持ちを推し量る想像力といったさまざまな力を高める貴重なきっかけとなるからです。

考え、アウトプットすることで子どもはどんどん成長する

例えば子どもは「雨の中走りたい!」と言うかもしれません。

止めたくなってしまうママ、ちょっと待って!びしょ濡れになって外で遊ぶ体験は、普段とは全然違う非日常を味わえる時間になるでしょう。そのあと親子でお風呂に入って温まった後は、自分の意見を尊重してもらえた自己肯定感で満たされ、子どもはママと一緒におうちで快適に過ごすことに気持ちが向くかもしれません。

「公園の水たまりの上でジャンプしたい!」と言うかもしれません。

連れ戻したくなってしまうママ、ちょっと、待って!なんて思い切ったアイデアでしょう。どんな風に水が飛び散るのかしら。体中泥だらけになったあと親子でお風呂場でお洋服を洗う体験ができれば、子どもはお手伝いもできたという達成感でますます満たされるかもしれません

大人の価値観では出てこない答えに巻き込まれてみると、ママも発想の転換を経験できるきっかけになりそうですね。

「どうしたらいい?」と絶えず聞かれることで子どもは自分で考え、ためらうことなく堂々と自己表現する機会を多く持つことができます。それを受け入れ尊重してもらい、共感してもらうという経験を繰りかえすうちに、子どもは徐々にまわりの気持ちも配慮しながら自分の意見を言うことができるようになります。これは子どもの成長に欠かせない過程です。

最高のコーチになるかんたんな方法。雨の日どう過ごすかを子どもに託す

「コーチ」とは本人の中にある答えを引き出し、そこに伴走する役割です。教え込むのではありません。常に大人側が正解を提示することに捉われがちな子育てですが、子どもへの声かけをまずは質問形に変えてみましょう。

いかがでしょう?ママが最高のコーチになる方法はとっても簡単だってこと、お分かりいただけましたか?

「梅雨どき雨の日どうしよう?」と悩んだら、ひとりで頑張るのではなく、是非目の前にいる子ども自身に「どうしたらいいかな?何しよう?」と尋ねてみてくださいね。きっと面白い答えが返ってくるはずです。

行きづまったときに大人よりも発想豊かにアイデアを出してくれるのはまっさらな子どもというケースも多いもの。
次の雨の日には、子どもの成長を後押しする質問形を試してみてくださいね。どんな答えが返ってきたかぜひ教えてください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

南波明日美のアバター 南波明日美 ままとこネットライター/キッズコーチング®トレーナー

”ママの強みと子どものキラリを引き出し伸ばすコンシェルジュ”
「子どもの資質を開花させ、幸せな子育てを応援する」を理念に掲げるリトミックスタジオkirari代表。約3000人の子どもをリトミック指導。【親子の非認知能力】を底上げするリトミック教室として、大人向けの子育て講座、講演なども行う。

趣味は箏、読書、家族でキャンプ。テントの中でのお昼寝が至福のひととき。

元国際線CA/3児の母

目次