ママだって子どもの発言で傷つくときもある
子ども に言われた衝撃的な言葉で傷ついたことってありませんか?一生懸命作ったご飯を口に運ぶ前に「マズそう」と言われたり、子どもが喜ぶと思って買ったものを「いらない」なんて言われたり。
そんなとき、ママは悲しくなってしまいますね。でも子どもはとっても素直なので思ったままを伝えているだけ。ママを傷つけようと思っているわけではありません。
そんなときはガマンせずにその気持ちを子どもに伝えましょう。子どもが相手の気持ちを知るチャンスなのです。
ママの素直な感情を伝えることで子どもは人の気持ちが理解できる
「ごはんおいしくない」と言われたら「頑張って作ったからママ悲しいな」と気持ちを伝えるだけ。
「そんなこと言わないで食べなさい!」と怒りたい気持ちもありますが、まずは感情を伝えることが大切なのです。
逆にお手伝いやお片付けなどを手伝ってくれたときには「ありがとう!手伝ってくれてとっても嬉しい」と伝えることも重要です。すると子どもは“ママはこれをすると喜んでくれる”と理解できます。
うれしいときも悲しいときも素直に感情を伝えることで、子どもはママの気持ちを理解することができるのです。
優しい子に育てたければ5歳がカギ
子どもが5歳くらいになると相手の気持ちを想像する力が育ちます。これをすると人は悲しむ、これをすると喜んでくれる、ということが分かり始める時期なのです。
そんな時期だからこそ積極的にママの気持ちを伝えることで、自分の行動や発言が人にどう影響するのかが分かるのです。
相手の気持ちを想像することこそが思いやりの原点。人と関わる上で重要な心ですので、この時期にしっかり育ててあげましょう。
子どもだって人に喜んでもらいたい。「うれしい」をたくさん伝えよう
“ママは大人だから子どもに嫌なことされてもガマンしないと”と思っていませんか?
まだまだ続く子育て、ガマンしていたらストレスが溜まってしまいます。それにガマンしていたら子どもはママの気持ちに気づかないまま成長してしまいます。
ぜひ今日からママが「うれしい」「悲しい」の気持ちを素直に伝える習慣をつけましょう。子どもだってママが悲しむより喜ぶ方がうれしいに決まっています。
「〇〇してくれてとってもうれしいよ」と伝えると、次からもママのために頑張れる優しい子どもに成長するでしょう。