イヤイヤの強いこだわりを認めると努力できる子になる!

大人が決めた服をイヤイヤと拒否したり、「これがいい!」と毎日同じ服を持ってきたりして困ったことはありませんか?私も“こんなにこだわりが強くて大丈夫?”と心配になったことがあります。しかし、こだわりの強さを認めたら才能が開花したのです!

目次

こだわるときは気持ちを認めると努力できる子に育つ!

小さい頃からお洋服へのこだわりがとっても強いお子さん(りっちゃん)を担当した事があります。

  • 1歳~2歳頃 お気に入りの服を探しまくったり、汚れた服を選び続けたり、部屋中に洋服が散乱する日々
  • 2歳~3歳 長袖Tシャツの上にキャミソール、真冬に上半身裸でマフラー等、ハチャメチャコーディネートの始まり
  • 4歳~5歳 キラキラにこだわって真冬でも素足のキラキラサンダル、髪型にもこだわり何度も結び直す

にかくイヤイヤとお洋服を床に投げつけたり、ひっくり返って泣いて怒ったり、大人に気持ちをぶつける日々が続きました。

ところがある対応を試したところ、その後りっちゃんが才能を発揮したのです。どうしてでしょうか?

チャレンジと失敗の経験が自分で考えて行動できる子になる

実は、この年頃で出始めるこだわりを認めてあげると、子どもは頑張ろうとして努力できる子に育ちます。

やりたいとこだわったら、まずは気持ちを認めてみましょう「そうなのね」「〇〇がしたいんだね」と言った具合です。言葉が理解できない頃は、ギュッと抱きしめながら少しでも気持ちが落ち着けるようにするのもポイントです。

寒い日にサンダルで出かけて足が冷たいなと感じたり、暑い日に手袋やマフラーを身につけて汗が気持ち悪いなと思ったりできるのは、経験してこそ得られる知識です。チャレンジと失敗を繰り返すと、上着を着ないとどうなるのか?靴下を履かないとどう感じるのかを自分で考えて行動できるようになります

こだわりはエネルギーの源!コツコツと努力して才能が開花

子どもがこだわって選んだ個性的センスに対して「自分で履けたね、一人で選べたね」と認めると自己肯定感も育ちます

りっちゃんは6歳頃、園のハロウィンの仮装イベントでリーダーになり、ドレスを作ったりアクセサリーを作ったり大活躍!失敗の経験が豊富なので、クラス中のお友だちからアドバイスを求められて大人気のファッションアドバイザーになりました。

こだわりが強いお子さんは、もともと頑張れる力を持ってます。こだわった事が認められるとエネルギーの源となり、コツコツと努力して将来は夢や目標を叶えていくでしょう。


子どもはこだわりを認めるとグングン才能を伸ばすという例をそばで見て、私も嬉しくなりました。カリスマデザイナーになるかも?とりっちゃんの将来を楽しみにしています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

村上 栄子のアバター 村上 栄子 ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

「未来を創造できる子を育てる」乳幼児専門教育・子育てコーチ
「子ども優先」で主体性を育てる習い事や保育園・幼稚園の環境作りで指導活動中。乳幼児専門おやこ教室「スマイル」主宰。キッズコーチングで地域のおやこの育ちをサポート。

趣味はダンス。動画でも、生でも、踊っているのを見ていると時を忘れる。

都内現役保育士・教諭歴25年/延べ30,000人指導/日本キッズコーチング協会キッズダンスインストラクター

目次