双子あるあるの質問の1つに、「一卵性?二卵性?」というのがあります。うちは男女双子で、性別が違う場合は二卵性双生児になります。一卵性は顔も性格もそっくりで、同じことを同時に言ったり、シンクロすることもあると聞きますね。二卵性は顔もそんなに似ていなかったり、性格も全然違ったりします。顔は似ていないうちの双子。果たして、持って生まれた特性は…!?
人には生まれもった特性、気質がある
5歳になるうちの双子は、赤ちゃんのときは2人とも同じ時間に寝て同じ時間に起き、おしゃぶりや哺乳瓶も嫌がらず、離乳食が始まるとちゃんと食べるという優等生タイプでした。
それが実は持ってうまれた特性、いわゆる気質と関係していると気づいたのは、キッズコーチングを学んでからでした。
成長と共に親のしつけや環境によって影響を受けるので、5歳になった双子はそれぞれの個性を発揮していますが、元々は同じ気質を持っていたのです。
スリープトレーニングが上手くいかないのは気質が関係しているのかも?
アメリカにはスリープトレーニングと言って、子ども自身が規則正しく寝るようにトレーニングする方法があります。日本でもねんねトレーニングやネントレと言われているようですね。
我が家の双子は泣くこともなくすんなりとトレーニングが成功し、決まった時間にベッドに置くだけで自分で寝ていました。
ところが、双子と年が近いママさん達と話していると「うちはベッドに寝かせると目が覚めてギャン泣きする」「1人では寝てくれない」と聞くことが多かったのです。
光や音に敏感な気質を持つ子どもさん、あまり寝ないアクティブな気質を持つ子どもさんはネントレもすんなり成功とはいかないかもしれません。
気質を知ると子育てがラクになる
気質には大きく分けて5つのタイプがあります。
いつもニコニコ笑顔でご機嫌なタイプ。育児本どおりに成長していく優等生タイプ。好奇心が旺盛で活発なタイプ。感受性が高く繊細なタイプ。不快な感情を表現するのが得意なタイプ。
1つだけではなく、複数のタイプに当てはまることもあります。
どのタイプが良い悪いというのではなく、それぞれ良い面悪い面を持っています。小さい頃は特にこの気質の影響が大きいので、赤ちゃんのときに知ることで、それに合わせた対応ができるようになると子育ての助けになりますよ。
気質については、キッズコーチングの各講師の講座で詳しく学べたり気質診断を受けられたりしますので、ご興味がある方は日本キッズコーチング協会のwebサイトをご覧くださいね。