子どもの泣き落としに根負けしないコツ!我慢力を育てよう

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子どもがわがままを言い出したら妥協しないと心に決める

4~5歳頃になると、“もっと○○したい!○○がほしい”など言い出して、わがままな行動で悩むお母さんは少なくないようです。

まだ自分で解決する力が育っていないので、全身を使ってわがままを通そうとします。泣き落としには妥協しないと心に決めて、まずはギュッと抱きしめながら気持ちを落ち着かせてあげましょう。

わがままを言いだしたときが我慢を教えるチャンス

私の園のYくんは4歳児クラスになった頃、給食の提供時間を待てずに「食べたい」と泣いて大騒ぎしていました。年下の3歳児クラスは少し早い時間に食べているを知っているので、“自分も!”と大きな声で叫んでいます。

ここで要求をそのまま受入れてしまうと我慢する力が育たないので「○分待ったら食べようね」「3歳児さんが座ったら食べようね」と少しずつ時間を長くしていきました

するとYくんは待てば必ず食べられることが分かってきて、我慢できるようになりました。

泣き落としは頭ごなしに否定せず“いいよ”と受入れてから約束しよう

泣いたり叫んだりすることを続けるお子さんは、大人がが妥協してくれる事を知っています。

子どもの行動はすべて経験によって学んだ成功法則と言われています。毎回わがままを言ったら叶うことを分かっているのです。

4~5歳くらいになったら言葉もわかるので、頭ごなしに否定せず“いいよ!”と一旦受入れてから1つ約束を交わしてみて下さい。例えばあと3分ね!と、いいよ!の範囲を提示するのがコツです。

お母さんも約束を守って願いを叶えてあげるのが鍵!

子どもが約束の3分を待てた後は、お母さんも必ず約束を守って下さい。

子どもは願いが叶うことで、我慢ができるようになります。更に待てる時間も長くなります。

子どもが待てた時は必ず“ありがとうお母さん嬉しいよ”と、どう感じたのかを言葉にして伝えるのもポイントになります。共感することで欲求が伝わっている!と安心できて、少しずつ聞き分けができるようになります。

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この記事を書いた人

村上 栄子のアバター 村上 栄子 ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

「未来を創造できる子を育てる」乳幼児専門教育・子育てコーチ
「子ども優先」で主体性を育てる習い事や保育園・幼稚園の環境作りで指導活動中。乳幼児専門おやこ教室「スマイル」主宰。キッズコーチングで地域のおやこの育ちをサポート。

趣味はダンス。動画でも、生でも、踊っているのを見ていると時を忘れる。

都内現役保育士・教諭歴25年/延べ30,000人指導/日本キッズコーチング協会キッズダンスインストラクター

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