道端に落ちてる枝や石を必ず拾うわが子
私からしたらゴミになるものも持ち帰ってきます。
迷惑に感じることも多々ありますが、子ども目線に合わしてあげることも
子育てでは大切だなと感じた出来事をシェアしますね。
存在するもの全てがおもちゃ。子どもは遊びの天才です
外を歩いていると常に落ちている葉っぱや石、木の枝を拾ってしまう子ども。
わが子も保育園の通園路では毎日のように何かを手に持って帰ってくることがあります。長くて太い木の枝や葉っぱが付いたままの小枝、どんぐりやきれいな落ち葉は見過ごせない!
「見てー!めっちゃ長い!」
と嬉しそうに見せてくれます。
私からするとその枝を途中で捨ててほしいのですが、どうしても家に持って帰りたい子ども。
帰る道中で枝を振ったりポケットにお気に入りの石を入れたりするだけで楽しいのです。
「もう捨てなさい!」は飲み込もう。大人と子どもの価値観はちがう
先日保育園である親子のやり取りを見ました。
保育園に着いて自転車を降り、門まで急ぎ足のママ。その後ろをのんびり歩いている子ども。そして!太くて長い枝を見つけてしまった!思わず手に取りその場でしゃがんで枝をフリフリ。
案の定ママは「早くして!そんなのここに捨てなさい!」と子どもを一喝!
子どもはしょんぼりしながら園に入っていきました。
たった一言で気持ちは雲泥の差!子どもの心を満たす声掛けを
ママの気持ちは分かります!朝は時間に追われて急いでいることがほとんど。保育園ママはそのまま仕事に行く方が多いので、出勤前だとなおさらです。
ところが小さい子どもは、そんなママの事情なんて知る由もありません。ママが急いでいることなんてお構いなしです。ただカッコいい枝をママに見せたかっただけ。ちょっと触って遊びたかっただけ。ただそれだけなんです。
「長い枝だね!さぁ保育園行こうね」と一言付け加えてあげるだけで子どもの心は満たされるのです。
たった一言で子どもの気分は雲泥の差です。
急かす前にまず共感。親子で分かりあえるコツ
「ママも忙しいから早くして!」って子どもに理解を求めたくなりますが、それと同じで子どももママに「これ見て!」と理解を求めているもの。
気持ちは同じなんです。
まずは子どもの興味があるものに意識を向け「それカッコいいね!」「その形変わってるね」と気持ちに共感してあげましょう。
すると子どもは受け入れてもらえたと思い、ママの声に耳を傾けます。お互いが分かりあえると忙しい時間もスムーズに過ごせるようになります。
急いでいる時こそまず共感!これを合言葉にして、実行してみてください。きっと子どもの反応違いにびっくりすることでしょう。