できないかも…よりできる!を信じる
子どもが初めて経験することでも、上手にできてほしいという親の勝手な気持ちでついつい期待してしまうことはありませんか?そして、できないとがっかりしてしまう。もしくは、最初からできないかも…と色眼鏡で見てしまう。
当たり前ですが、もちろん最初から成功しないこともありますね。そんなときに子ども自身がへこたれずにどう乗り越えていくか。それが生きていく上で必要な力に繋がっていると思います。
うまくできない。上手になりたい。練習する。できるようになってくる。自信がつく。
習い事や子どもがやってみたいと言ったことは、この大切なサイクルを経験できる貴重な機会です。過度な期待ではなく、「この子はできる」と信頼して見守りたいですね。
子どもはできない経験から目標を持つ
この秋、我が家の5歳の双子はアイススケートレッスンの6回コースに通い始めました。
初レッスンの日。スケート靴を履くのも初めてで、歩くのもおぼつかない。レッスン中は何度もこけて、見ている方がハラハラしてしまいました。楽しくなかったかな?もうやりたくないと言うのでは?私は気が気ではありませんでした。
しかし、レッスンが終わってアイスリンクから出てきた双子が言ったことは…
もっとやりたかった!またやりたい!次はこけない!次は手すりを持たない!
次々にポジティブな発言が飛び出し、びっくりしてしまいました。できるようになりたいというよりは、次はこうなる!と決めている様子が頼もしく感じました。
全力で応援!できたときはしっかり認めてあげましょう
子どもが自ら前向きな姿勢を見せたら、全力で応援してあげたいですね。
「あなたならできると思うわ」と声をかけてあげましょう。本当にできるかな?と思っても、それを態度や口に出さないのがポイント。不安な口調は子どもも不安にさせたり、やる気をなくしてしまうかもしれません。
そして、子どもがチャレンジしてできたときは「できたね!」と必ず認めてあげましょう。
「すごいね」と言ってしまいがちですが、実際にできていたことをそのまま伝える方が、ちゃんと見ていてくれたんだという自信に繋がります。
例えばアイススケートのレッスンだと「1人で立つ時間が増えたね」「転ばず手すりのところまで来れたね」「転んでも自分で立てるようになったね」というように小さな成長を言葉にしてあげましょう。
子どもがやる気を見せた時はチャンス!しっかり応援してあげてくださいね。