叱る前にまず共感!気持ちの切り替えが早くなるコツ

子どもが言うことを聞かなくてイライラ!
子育てをしているとよくあることかなと思います。
実は、言うことを聞かせる前にポイントがあります!
それをするだけで子どもの行動を効果的に改善させることにつながるのです。

目次

言うことを聞かないのはどうして?注意が逆効果になることも

子どもがワガママも言ったり大人の言うことを聞かなかったりすることはよくあります。そんなときは注意してその行動をやめさせようとします。でもなかなか言うことを聞かない!次はさらに強く叱る。そんなループに陥ったことってありませんか?

子どもがいけないことをしていたら「注意しないと!」と思うのは当然です。

でも実は、注意する前に子どもの気持ちに共感してあげることで、子どもは大人の声に耳を傾けてくれるのです!

子ども同士の物の取り合い、物を取り返しても気が晴れない!

私は『親子リズム体操』を主宰しています。

先日レッスンでの出来事。2歳の女の子2人がボールの取り合いをしていました。一人の子が持っていたボールを、もう一人の子が手から奪っていきました。突然手からボールがなくなり、取られた方の子はギャン泣き!ママは泣き止ませようとして「他にもボールあるやん!」と足元のボールを指さします。それでもその子は激しく泣き続け、ママは途方にくれていました。

実はここに、寄り添いのヒントがあります。その子はボールが欲しいのではなく、お友達に取られたことが悲しいのです。だから代わりのボールを渡されても気が晴れないのです。

子どもの気持ちを声で伝え背中をタッチ。共感してることを伝えよう

そんな時はまず子どもの気持ちを声に出して伝えてあげると、気持ちの切り替えが早くなります。

私は泣いている子のそばまで行って、優しく背中をタッチしながら

「取られて悲しかったね」

と繰り返し伝えました。するとしばらくして泣き声が小さくなりました。少しずつ落ち着いてきた頃に

「ここにもボールがあるよ」

と次のボールを渡してあげると、気持ちの切り替えができました。

大人が気持ちを共感してあげることで、子どもは安心できます。背中をタッチしてあげることで、子どもは大人に注意を向けてくれるのです。すると気持ちを切り替えて再び遊びはじめることができるのです。

大人も同じ!気持ちを分かってもらえると心を開けるもの

気持ちに共感してもらえると心を開くのは大人も同じです。

1日子どものお世話で忙しく過ごしていて家事ができない!ということ、お母さんなら経験があるでしょう。

そんなときに帰宅した旦那さんに
「晩ご飯くらい作ってよ!」
と言われると反発したくなりますが

「忙しかったんだね!お疲れ様」
と言われるとうれしい気持ちになりますね。

共感してもらえると相手の言葉をしっかり聞くことができます。

子どもを叱る前にまず共感!ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。

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この記事を書いた人

吉田 亜紀のアバター 吉田 亜紀 ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

"子どもの個性を受け入れ自信を育む"
"ママの笑顔が子どもの幸せ"
ママの気持ちに寄り添い、人生で大切な子育ての時間をより良い時間にできるようサポートすることを目的に活動中。

趣味はダンス、テニス、家族でピクニック、ひなたぼっこ。

mamagirlコラムライター/親子リズム体操講師/2児のママ

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