子育ても“押してダメたら引いてみな!”ママの楽を追求しよう

ゆみ/ライター

ハンガリーの田舎町で初めての子育てをしていた私。言葉もわからず生活も手探りで、途方にくれていました。そんな私が日本語の育児書には載っていないであろう寝かしつけ方法を発見し、余裕を手に入れられるようになった考え方をシェアします。

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寝かしつけが辛いと感じたら、今のやり方を変えてみよう

赤ちゃんの寝かしつけ、なかなかうまくいかなくて苦労しているお母さんも多いと思います。 

私は石畳の道をベビーカーでガタガタと散歩をして寝かせていました。自動車が入ってこられない旧市街の中は全面石畳。両脇にはレストラン、カフェ、手芸店に雑貨屋さんと並んでいます。ショッピングモールのように賑やかなBGMもなく落ち着いた雰囲気です。家からベビーカーで出かけ、石畳の道を歩いて、子どもが寝たらカフェで読書。

 海外セレブ自慢なの!?いいえ、慣れない外国暮らしと子育てに泣きながら耐えていた私は、新しい考え方に出会ったのです。

失敗の原因探しはやめよう。上手く行った理由を探そう。

新生児の寝かしつけの定番といえば、授乳や抱っこでゆらゆらでしょうか。最近はバランスボールに載ってボヨンボヨンするのもよく見かけますね。

誰しもが知らず知らずのうちに「普通はこうでしょ」と思って実践している方法があります。

友達から勧められたり、SNSで話題だったり、新しいアイデアに出会ったらどんどん試してみるのがおすすめです。

試してみてうまくいかなかったときに“原因探し”をしたり“自分責め”をしたりするのはNG。上手く行ったときにだけ目を向けましょう。ソリューションフォーカスアプローチ法という心理療法の一つです。

寝かしつけが上手くいかない原因が自分にあると決めつけていたわたしが、楽をすることを許すきっかけになったのは、この考え方に出会えたからなのです。

辛い寝かしつけ時間が一転、一人時間満喫タイムに

私は言葉もわからない、文化も違う、友達どころか日本人がいない街で専業主婦の新米ママでした。

もともと完璧主義の傾向が強く、ハンガリーで日本同様の生活をしようと無駄に頑張っていました。

長女を授かってからは、主人を送り出した後は午前中に日光を浴びさせるために散歩に行き、腱鞘炎になりながら娘を抱っこで寝かしつけ、寝ている間に家事を完璧に済ませ、主人が帰宅するまでに夕食を用意して・・・とにかくいっぱいいっぱいでした。

ある日のお散歩でガタガタが気になって今まで避けていた石畳の道を歩いたとき、娘がベビーカーで寝てしまいました。振動がちょうど心地良かったようです。

時間に正確な娘が予定外の時間に寝ることはほとんどなかったので、とても驚きました。

腱鞘炎の痛みもあり、抱っこでの寝かしつけを苦痛に感じていた私は、次の日からお昼寝の前にベビーカーで石畳の道を散歩することにしました。

それをきっかけに生活リズムが変わり、余裕を持って行動できるようになったのです。

検索ワードを変えよう。「寝かしつけ 寝ない」→「寝かしつけ 裏技」

子育ては「しんどくて当たり前」と思っている人がまだまだたくさんいるようです。「お母さんになったんだから」と無理をしてしまう人も少なくないでしょう。

かつてのわたしのように、知らず知らずのうちに自分を追い込んでしまっているママたちに、ぜひこのソリューションフォーカスアプローチ法を知ってもらいたいです。

辛いことを無理して続けたり、我慢したりするのをやめましょう!耐えるのではなく、もっと楽ちんな方法を探せばいいんです。

分厚い育児書を読まなくても、SNSで「これで上手くいったよ」という情報を簡単に見つけられるようになりました。上手くいかないときは別の方法を試してみて、上手く行ったらその方法を続けましょう。それだけでいいんです。

隙間時間に「寝かしつけ 裏技」と検索してみましょう。面白いアイデアがたくさん出てきます。一番簡単そうなものを一つ選んだら、明日のお昼寝で試してみてくださいね。

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この記事を書いた人

わたなべ ゆみのアバター わたなべ ゆみ ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

ヨーロッパ在住8年目の駐在妻。
日本人がいない街で初めての妊娠、出産、子育てを経験し“ママがおしゃべりできる場所”の必要性を実感。海外で頑張る駐在ママの笑顔を支えるべく、オンラインでの子育て相談を始める。波乱万丈な人生経験とキッズコーチング の論理的な知識で『安心』と『癒し』を提供。

趣味はハンガリー刺繍とビーズ工芸。KinKi Kidsのファン歴25年。

6歳と2歳の子どもをホームスクーリング中。

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