入学、進級を控えたこの時期にお届けしている<入学前シリーズ>!
全3回のうち、今回は2回目です♪
今日あったいいこと3つ。寝る前にお布団の中で家族みんなでシェアしよう
入学や進級を控える時期になると子どもはあらゆる意味でストレスを少なからず感じています。新しい環境にワクワク胸が高鳴る一方で、ちょっと心配でドキドキもしたり。
わが子のそんな落ち着かない気持ち、緊張状態は、ぜひ寝る前の習慣で少しずつ解きほぐしてあげましょう。
内容は至ってシンプル。寝る前に一日を振りかえって、今日あったいいいことを最低でも3つ見つけて、家族で発表し合うだけの習慣です。一日で最もリラックスしている時間帯だからこそ、より一層幸福感に包まれて一日を終えることができる効果がありますよ。
幸せ探しの習慣で、一日ごとに自信が積み重なる。未来に希望が持てる体質に
なんとなく毎日を過ごしていると、人はどうしても足りないところに目がいきがちな習性を持っています。これはネガティブバイアスと呼ばれるもの。
マイナス面にフォーカスしてしまうこの習性を覆すには、敢えてポジティブな面に目を向ける習慣を作ることが必須なのです。今日嬉しかったこと、できたー!とテンションが上がったこと、気持ちがほんわか癒されたこと。最低でも3つは見つけましょう。
幸せ探しをしているうちに、自分はいつも恵まれていて、ラッキーで、毎日が素敵なことの連続であることにおのずと気づいてくるものです。
どんな些細なことでも幸せな瞬間を探し出す能力は、自分に対する揺るぎない自信を積み上げていく力そのもの。少しずつ築かれた自信は、やがて未来への前向きな展望へと繋がっていきます。
今日と同じように、明日もその次の日も自分はきっと大丈夫だという確信に変わっていくのです。薄い色の絵の具を少しずつ重ねていくうちに、徐々にそれが濃い色彩を放っていくように。
いいこと3つのプレゼンで育む幸せ体質。”いいこと”は日常にあふれている
わが家では、次男、三男と一緒に寝る前のプレゼンタイムを習慣にしています。息子たちの方が楽しみにしていて、「今日も発表しよう、いいこと3つ!」と電気を消した部屋でお布団に入りながら音頭をとってくれます。
クラスのみんなの前で跳び箱のお手本に抜擢されたこと。公園で友達とサッカーをして楽しかったこと。初めて縄跳びができたこと。お友達に優しくしてあげられたこと。大好きな陸上選手の本を図書館で見つけたこと。朝、傘を忘れていって学校でハラハラしていたけれど結局帰り際に雨が一瞬やんだこと。
一日を思い出して幸せな記憶をひとつづつ拾いあげていく作業は、自分自身だけでなく周りをも温かい気持ちにしてくれます。時にはどうしてそう思ったのか、どんなところが嬉しかったのかという質問もし合いながら、お互いの気持ちを共感し合えるのも醍醐味です。
一日の終わりになんとも幸せな気持ちに浸りながらうとうと眠りにつく習慣は、母親である私の心をも癒してくれる最高の時間です。
もちろん私も順番にプレゼンをするのですが、たいてい最後の3つ目は
「今こうやってみんなでお話してること」に落ち着くのが定番です。
半分寝ぼけながら、でも心底本気でそう発表して、そしてそのまま恐らく息子たちより先に夢の世界へ旅立っています。毎晩寝たときの記憶がありません…笑
プラスにフォーカス、前向き思考!きっと明日もいいことあるさ!
こうやって毎日幸せを見つけて自信を積み重ね、未来へのポジティブ思考が身につくと、環境の変化に怖気づいていた気持ちも少しずつ影を潜めていきます。「自分はいつだって大丈夫!きっと明日もいいことあるさ!」と思えるしなやかさは、本人が大人になってからもきっと、自分を鼓舞するエネルギーの源となるでしょう。
入学、入園、進級前、誰しも少なからずセンシティブになる時期には、ぜひおうちで幸せプレゼン大会を開催してくださいね。ママも幸せになれること間違いなしですよ。