行楽の秋!キャンプで子どもの好奇心に火をつけよう!

ちひろ/ライター

キャンプに行くにはいい季節になりましたね。

紅葉など景色の美しさはもちろん、朝日と共におき少し寒い中飲むコーヒーやカップスープのおいしさといったら!!

こんなことを書いていたら、私もキャンプに行きたくなってきました♪

目次

子どもの好奇心を育てるカギは感性にあり

2021年のOECD(経済協力開発機構)による成人(16~65歳)を対象とした調査で、日本は新しいことを学ぼうとする意欲が低いことがわかりました。日本の好奇心はスウェーデンの65歳並だとか?!驚きですね。

きっと、ままとこの読者さんは「新しいことを知りたい」「知らないことを学ぶことは楽しい」とワクワクした気持ちを持つ子に育ってほしいと、願っていることでしょう。では、子どもの好奇心を育てるにはどうしたらいいかご存じですか?好奇心は感性が刺激されることで養われると言われています。

この感性を刺激するのに、ピッタリなのがキャンプ。泊りでも、日帰りでも大丈夫。さぁ、お子さんの好奇心を育てに出かけてみませんか?

キャンプは五感を刺激する宝庫

感性とは、人が持つ五種類の感覚=五感(聴覚・視覚・味覚・嗅覚・触覚)を受け止める能力のことです。人はこの五感を駆使して楽しいものを楽しい、気持ちの良いものを気持ち良いと直感的に感じているそうです。

つまり、五感を刺激すると感性が育ち「楽しい」「やってみたい」と好奇心が育つのです。自然の中で過ごすキャンプには五感を刺激するポイントがたくさん!参考にしてみてくださいね。

五感を刺激するポイント
  • 家族おしゃべりをする、音楽や自然の音を聞かせる(聴覚)
  • 抱きかかえて密着、さすったりなでたりする、寒さや暖かさを体感させる(触覚)
  • 明るさと暗さで活動時間と眠る時間を感じさせる(視覚)
  • 心地よい香りや、素材そのものの味を生かした食事を与えてあげる(嗅覚・味覚)

好奇心はすべての学びの原点

キャンプに行くとわが家の子どもたちに大人気なのがたき火。「あっちの木よりこの木の方が燃えるみたい!」「この薪の組み方の方が火が大きくなる!」と大騒ぎ。最後にはたき火でマシュマロを炙って食べるのがお決まりなのですがそこでも、いかにマシュマロをおいしそうに焦がすか夢中になっています。

そこには「やってみたい!」「なんでこうなるんだろう?」「もっと知りたい」という子どもたちの気持ちが溢れています。このような気持ちこそ学びの原点。そして、五感をふる活用して体験したことは記憶とも深く結びつくようです。

実際、現在小学6年生の息子が理科の燃焼の問題をたき火の様子を思い起こしながら解いていました。そのときは意識していなくても、積もり積もったものが後々の豊かな学びに結び付くことを目の当たりにした瞬間でした。

ファミリーキャンプは頑張りすぎないことが吉

いかがでしょうか?五感を刺激するキャンプ。出かけてみたい気持ちになったでしょうか?

3人子育て中の経験から、ひとつだけ注意をお伝えします。それは“子連れキャンプは頑張りすぎないで”ということ。何もかもが揃っているホテルステイと違い、キャンプは準備するものも多いですしハプニングもつきものです。どうぞ、手を抜けるところは抜いてください。ご飯がコンビニのおにぎりになろうが、レトルトカレーになろうが、大自然の中で食べたらごちそうです!

ぜひ、家族みんなで五感をフル活用して大自然を満喫してきてくださいね♪

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この記事を書いた人

亀山千裕のアバター 亀山千裕 ままとこネットライター/キッズコーチング®マスタアドバイザー

小4、小1、3歳の子を育てる転勤族妻。
日々、家族を家事に巻き込む方法を探究し、最高のチームに育てるため奮闘中。プレッシャーを勝手に背負った教育ママが、わが子の「ママの子をやめたい」という言葉に目が覚める。現在は楽しい子育てを実践してもらうべく精力的に活動中。

趣味はファミリーキャンプ。オシャレなキャンプレイアウト研究中。

元養護教諭(保健室の先生)/ライフオーガナイザー®

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