理想の母親像をアップデートして子育てを楽しもう!

ゆみ/ライター

あなたの中に『理想の母親像』はありますか?それが実はストレスのもとになっている可能性があるんです。今日はあなたの中にある理想の母親像を炙り出します。

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100人いたら百通りの母親像がある!?

子育てをしていると、思い通りにいかないこと、こんなはずじゃなかったーと言いたくなるようなことが山積みですね。理想とかけ離れている自分の姿に悲しくなることもあるのでは?

でもちょっと待ってください。その理想、実は人によってさまざまなんです。

ママ友と「母親ってこうあるべきだよね」という突っ込んだ会話はなかなかしないので、他のママの理想と自分の理想って実はあまり比べることがないのかもしれません。

あなたの思い描いている理想の母親像とはどんなお母さんですか?

知らず知らずのうちに、その母親像と自分とのギャップにストレスを感じているのかも。理想像を手放して子育てを楽しむために、あなたが知らず知らずのうちに掲げている理想の母親像を炙り出してみましょう。

次の2つの質問の答えをメモしておいてください。

質問1:あなたが見かけたダメママのエピソードを教えてください
見ていて思わず「うわぁ」と目を覆いたくなるような子どもへの態度や行動を見かけたことがありますか?誰とは言わなくていいので、その行動だけメモしてみてください。

質問2;あなたが素敵だなと思うママ友のことを褒めてください
そのママ友のどういうところが「素敵だな」と感じるのでしょうか?具体的に書いてみてください。

私の周りではこんな意見が出ました。

【質問1への回答】
・まだ赤ちゃんなのにYoutubeを見せている
・公共の場で騒ぐ子どもを叱らない
・大声で子どもを怒鳴りつける
・ずっとスマホを見て子どもを見ていない
・好きなものだけ食べさせて、嫌いなものは出さない

【質問2への回答】
・毎日手の込んだ食事を作っている
・インスタ映えする離乳食を作っている
・ママになってもおしゃれを楽しんでいる
・子どもと一緒に泥んこになって遊ぶことができる
・いつもニコニコしている
・ぐずる子どもを我慢強く説得している

二つの質問からわかる、あなたを苦しめる理想の母親像

2つの質問の答えをメモできましたか?ではここからあなたの中にある知られざる理想の母親像を炙り出してみましょう。

【質問1でわかること】
あなたが「母親としてこれだけは絶対にやってはいけない」と強く思っていること。
自分に制限をかけている可能性のある、あなたのこだわりの部分。

・赤ちゃんの時からYoutubeを見せてはいけない 
・公共の場で騒ぐ子どもを叱るのは親の務め
など

実際は、寝かしつけのホワイトノイズを聞かせていただけかもしれません。だけれど、Youtube子守りはいけない!というこだわりがあると、そういうことをしている他のママが目につきやすいのです。

Youtubeも最近は色々なコンテンツがあり、うまく利用して子育てを楽しむことは可能です。こだわりすぎず、上手に取り入れてみても良いかもしれません。

【質問2でわかること】
「母親なら〇〇すべき」というあなたが持っている理想像。
心の奥にある理想「〇〇するべき」という思い込み。

・毎日手の込んだ食事を作るべき
・子どもと一緒に泥んこになって遊んであげるべき 
など

私は料理が得意ではないので、最低限の栄養が取れていれば毎日同じでもいい!と割り切っています。

それでもインスタなどで一汁三菜の整った夕食の写真なんかをみると、自分の子どもたちに申し訳なく思ってしまう時があります。

普段は気にしないようにしていることでも、実際は「ダメだなぁ」と心のどこかで自分にダメ出しし続けているのかもしれませんね。

過去の価値観に基づいた理想の母親像はストレスのもと

二つの質問から、あなたの持っている理想の母親像が炙り出されましたね。あなたのこだわりポイントはどんなことろにありましたか?

先にあげた例のように、人によってさまざまな意見があると思います。理想のお母さん像って一つではないんですね。

絶対にやってはいけない!と思い込んでいたことを、何も気にせずにやってる人がいたり、反対に自分が当たり前と思ってやっていることをとても褒められたり、子育てって不思議です。

新しい時代到来!令和の理想の母親像を持とう!

もし今あなたが、子育てに疲れていたり、悩んでいることがあるならば、一度改めてご自身の思い描く「理想の母親像」について考えてみてください。もしかしたらその考えがあなたの子育てを辛くしているかもしれません。時代は刻一刻と移り変わっています。理想に向かって努力するのは良いことですが、その努力が笑顔でできるものかどうかが大切なポイントです。

どこかで聞いた価値観やなんとなくの思い込みから知らないうちにできてしまった理想像に振り回されて子育てを楽しめないのはもったいないです!

あなたが笑顔になれる、本当の意味での理想像を明確にするためにも、二つの質問に答えてあなたを苦しめているかもしれない理想の母親像を炙り出してくださいね!

ゆみ/ライター

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この記事を書いた人

わたなべ ゆみのアバター わたなべ ゆみ ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

ヨーロッパ在住8年目の駐在妻。
日本人がいない街で初めての妊娠、出産、子育てを経験し“ママがおしゃべりできる場所”の必要性を実感。海外で頑張る駐在ママの笑顔を支えるべく、オンラインでの子育て相談を始める。波乱万丈な人生経験とキッズコーチング の論理的な知識で『安心』と『癒し』を提供。

趣味はハンガリー刺繍とビーズ工芸。KinKi Kidsのファン歴25年。

6歳と2歳の子どもをホームスクーリング中。

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