夏休み、子どもと行こう!好奇心と五感が目を覚ますお出かけプラン

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夏ならではのお出かけ場所は、季節を感じることのできる場所選びを。

夏休みに入ると、夏休みの思い出作りをしたいねといろいろと計画を立てることでしょう。
そこで、この夏はぜひ、いつもの楽しいにプラスして子どもの好奇心を膨らませる体験をしてみませんか。

子どもの好奇心は成長の土台となりやる気や集中力、自立心…と様々な力を育ててくれる源となります。

また、日本は四季に富み、その季節ならではの体験をすることも日本独特の色彩感覚やオノマトペを読み取る力を育ててくれます。夏にしかない空気感や匂い、花火や虫の音、水や草花の手触りなど、季節を感じ取りながら子どもの感性を伸ばしてみましょう。

子連れでできる体験は様々。感性を刺激すると子どもの好奇心は膨らむ!

夏に親子でできる体験…と聞くと何を思い浮かべますか?
水遊びや海水浴?キャンプ?花火大会?少し遠くまで旅行に行く人もいると思います。

そのどれもがたくさんの感性を育ててくれます。

そんな体験の中で、今年の私のおすすめは
〝スイカ割り″

実はスイカ割りは、実は五感をしっかりと刺激しつつ、実は学びにもなるという魔法の体験です。

目隠しをすることで様々な感覚が刺激され「楽しい」「やってみたい」という気持ちが大きく膨らみます。

体験の後はおいしく食べて、味覚を存分に楽しみます。まさにスイカ割りは楽しく遊んで五巻を通して好奇心を育み、遊んだ後も最後まで丁寧にいただく…食育むことにも繋げられる体験なのです。

ぜひこの夏、海でも山でも帰省先でもいいので、あえて日常とちょっと離れたところで、気持ちをいつもより解放させてチャレンジしてみてください。より新しい発見と学びがあるはずです。

子どもによって千差万別。五感の使い方は夏の外遊びで育む

少し前でしたが、子どもとのキャンプでスイカ割りをしました。今までそんなに感じたことはありませんでしたが、本当になかなか割れませんでした。

何度チャレンジしてもかする程度でしっかり当たりません。

その内、一度作戦会議をしよう!となって子どもたちと話し合いをすることに。

その後ですが、なんとあっという間に割ることができました。今までのがんばりは何だったのだろうと思うくらいあっという間でした。コミュニケーションの取り方とどこに集中するかを決めたとたんの出来事でした。

その時の子どもの感覚は様々。

行動力のあるタイプの子:周りの声を気にせずとにかく自分の視覚でとらえていた記憶と第六感ともいえる感覚を頼りに、数を打てばいける!と思っていたとのこと

・真面目でまっすぐなタイプの子:正確に情報を言葉で伝えてもらえればできると感じていたそう

・感受性の高い子:声と匂いとを頼りにしつつも、結局自信が持てずに、力いっぱい振り切れなかったことを気になったとのこと


その他の子も、耳からの情報を頼りにしながら、自分の方向感覚や距離感を計算していたそうです。

たかがスイカ割り、されどスイカ割り。
スイカ割り1つで子どもの五感の使い方にはいろいろとあるのだなと感じた1コマでした。

子どもの感性と大人の感性をフル活用して楽しい夏休みを!

今回はスイカ割りを例にしていますが、どんな体験でも、視点を少し変えてみるとさらに面白い体験に変わることが多々あります。

水遊びも、そこに水の感触や匂いなどに注目できるような声掛けを大人がすることで子どもの水に対する見方が変わったり、花火の体験でも、後からちぎり絵やコラージュにしたりしながら、色に注目するだけで、面白い発見があったりします。

空の広いキャンプ場などで、日暮れ時に夕日の色の違いなどを観察しながら夜を迎えるだけで、宇宙の神秘を感じることもできます。

子どもの感覚に「キラキラしてるね」「冷たいね」「やさしい色だね」と言葉をつけてあげると、子どもの感性がさらに豊かになります。そのためには大人も持てる感性をフル活用して、子どもと五感で感じるものを楽しんでください。

時に子どもの視点から出てくる感性に驚かされることもあるかもしれません。ぜひこの夏は、感性を目覚めさせるステキなお出かけプランを考えてみてください。

ゆきほ/ライター

我が家では定番のライドアドベンチャー。企画から子どもが考えます。
人と触れ合うこと、自然と触れ合うことを目標に計画予定。
なので、皆さんにも、いつもよりちょっとだけ遠出をして、知らない自然と触れる旅をお勧めします。マイナスイオンの滝もいいですよ!

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この記事を書いた人

黒田ゆき保のアバター 黒田ゆき保 ママトコネットライター/キッズコーチング®トレーナー

全ての子どもに『自分らしく生きる力』を。新しい一歩を安心して踏み出せる『心の居場所』を提供。不登校児や特別支援児のサポート、自然体験・野外体験活動指導者として、様々な組織のキャンプの企画に参画。 青少年育成ボランティアの養成にも力を入れ、延べ1万人以上の子どもたちと関わる。

外遊びと絵本、工作と文房具好き。

キャンプディレクター1級/ comfortable place 代表。1児の母。

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