2歳と聞いて何を思い浮かべますか?少しづつイタズラも増えてきてるのはないでしょうか?でも、そのイタズラも成長の一歩。
男の子は大自然に連れ出すべし
男の子は女の子に比べ、気が散りやすい性質を持っています。そのため、遊びを通して集中力を養うことが大事。
集中力の基礎は2歳頃に著しく発達するので、このタイミングで大自然に繰り出しましょう。
なぜ大自然なのか?それは、本来集中力とは狩りなどで獲物を捕獲するために身に付いた能力だからです。その本来の能力を引き出す場が“大自然”がベストです。
- 虫取り
- 木登り
- 小さな山を登る
- 川に葉っぱを流す
- 木の枝を見つける
どうでしょう?遊具やおもちゃが無くても、子どもたちは自然のものを使って集中して遊んでくれます。
子どもはこういった体験から探求し、集中力をのばしていきます。しっかり安全を確保できる空間で集中力高く遊ばせましょう。
室内でもOK!造形のおもちゃで遊ぶべし
大自然に行く機会が持てない方でも大丈夫。室内でも集中力を育てることができます。
それは積み木やブロックなど、自分で好きな形に作れるおもちゃです。
1歳頃まで積み木を積むことができるようになってきますが、2歳頃から工夫して遊べるようになっていきます。色分けしたり、並べたり。3歳頃には簡単な形を作れる用意なり、4〜5歳くらいになるとお家やお城を作るなど“造形”をするようになります。
2歳頃はちょうど自分で考えることが増える時期。自分で考えて集中している姿勢が見えたら、口をはさむのはやめ、そっと見守ってあげましょう。一つの事に集中することでさらに集中力が高まっていきます。
完成したら「お家ができたね」と声をかけてあげましょう。
造形のおもちゃは集中力と同時に発想力も身に付きます。完成後は「もっと大きいお家つくろうか」など周りの大人が発想を広げるのお手伝いをするとよいでしょう。
「うちの子集中しない」と思ったらやってみてほしいこと
2歳ごろから集中力が伸び始めますが、ときに「うちの子集中しないんです」と相談をされる方もいらっしゃいます。
でもそれはもしかしたら、集中しないのではなく、その物事に興味がないだけかもしれません。そもそも2歳ですぐに集中できるようになのではなく、興味のあることに取り組むことで、2歳頃から徐々に集中力が身についていくのです。
集中力は放っておいて身につくものではありません。適切なタイミングで適切な機会を提供するのが大切になってきます。
特に男の子は興味がある物にしか集中しないので、何に興味を持っているのかよく観察することも必要ですね。
- 穴に紐を通したり、ボタンをはめたり外したりできるのも
- 入口の小さい入れ物にボールを入れるようなもの
- 洗濯バサミを使って動物や人の顔を作る遊び
2歳は手先も器用になってくるので、このような遊びも集中力とともに指の使い方のトレーニングになります。
知育おもちゃを買い与えるだけでなく、親子でおもちゃを作ってみるのもよいでしょう。
お勉強も運動も集中力次第で伸びる子になる
頭が良いからお勉強ができる?運動神経が良いからスポーツ万能?
どちらも基礎となるのが集中力です。どんなに頭のいい子、運動神経が良い子でも集中力があることでより一層能力を発揮していきます。
子どもの集中力は普段の遊びの中で身に付けることができます。集中した経験が今後の糧になるので、危ないこと以外は沢山経験させてあげましょう!
我が家では2歳の時「ん?なんか静かだな…」と息子を探すと、洗面所の蛇口をひねって水をも気散らかしてました。床も本人もびしょ濡れ!「水道代もったいない」と思ったけど、これで集中力がつく!と自分納得させました。