「ママじゃないとイヤ!」「長靴じゃなきゃイヤ!」そんな風に「イヤ!」を発するようになった子どものママたちお疲れさまです。
いくら子どもの発達段階と分かっていても、ママたちにとっては挑戦的な期間となることがありますね。
本日は、そんなママたちの心が少しでも軽くなることを願って記事をお届けします。
イヤイヤ期に効果的!ぎゅっと抱きしめてタッチングで感情を受け止める
イヤイヤ期は成長する子どもが感情を表現する時期です。新しいことに挑戦したり、自分の意見を主張するために「イヤ!やりたくない」「イヤ!自分でやる」と言ったりする子もいれば、とにかく「イヤイヤ」大泣きしてなかなか泣き止まない子もいます。
この時期は子どもなりの意思やこだわりが芽生え、思い通りにならないことにイライラを感じているのです。
ママが何を言っても聞き入れてくれない、そんなふうに子どもの感情が高ぶってしまったときは、まずはぎゅっと抱きしめながら、背中などをやさしくポンポンと叩くタッチングをしてみてください。
「イヤ!」の裏にある子どもの本当の気持ちは伝わらない不安
ご飯を出すと「イヤ!」パンをあげても「イヤ!」つい「もういい加減にしなさい!」とママが怒ると、途端に泣き出して泣き止まない…きっと多くのママがそんな経験をされていることと想像しています。
何がそんなに「イヤ」と言わせるのか。実はご飯とパン以外のものを要求しているのではなく、眠いなど原因が他のところにあったりするのです。子ども自身、何か不快感があることはわかっているのですが、それを表現する言葉をまだ持っていないために、何が不快なのか何なのか伝えられない状況が不安なのです。
だから、抱きしめて背中をタッチングすることで子どもの不安を受け止めてあげます。そうすると、子どもは安心できイライラはかなりおさまります。
抱きしめる&タッチングがもたらした気持ちが軽くなる子育て
わが家の次男(現在小4)は、やることなすこと「イヤ!」「ヤダ!」と否定し続けるタイプ。まさに“魔の2歳児”にふさわしい子でした(笑)
当時、全力で感情をぶつけてくる息子に、こちらも全力で「パンじゃないならうどん?」「え、うどんも嫌なの?じゃあ、何なら食べるわけ?!いい加減にして!!!」と怒鳴る日々。未だに息子に「あれはオニババだった」と言われるありさまでした。
そんな私がキッズコーチングと出会って知ったのがこの“抱きしめる&タッチング”、これなら難しい技術もいらないし、と藁にも縋る思いで始めました。
もちろん、子どもは最初からすんなり言うことを聞くわけではありませんでしたが、それでも怒鳴るよりは効果あり!なにより、私自身が怒鳴らずに済んだことで気持ちが軽くなったことを今でもよく覚えています。
脳内のオキシトシンでリラックス、抱きしめ&タッチングがもたらす親子の絆
どこにいてもすぐできる抱きしめ&タッチング。特に抱きしめることは、脳内のオキシトシンを促進し、ストレスホルモンの減少を助け、リラックスや安心をお互いに感じることができると言われています。
感情の表現がまだ難しい子どもにとっては、言葉以上に感情を伝える手段となり、コミュニケーションを円滑にしてくれるのです。「自分が受け止めてもらえた」という経験は、子どもの自己肯定感も高めてくれます。
短い時間で、愛情や安心感を伝えることができ、親子の絆を深める“抱きしめ&タッチング”がイヤイヤ期に悩むママたちの少しでも助けになることを願っています。