我が子を見ていると“できないこと”が目につくときがあります。そんな時、ちょっとモヤモヤしたり、親の贅沢な気持ちに気づいたたり。
できることに着目すれば、モヤモヤせずに子育てをもっと楽しめるようになります。楽しい子育て目指しましょう♪
子どもは生まれながらに得意不得意がある。無理させず楽しく観察しよう
お掃除は苦手だけどお料理は得意なお母さん。運動は苦手だけど手先が器用なお母さん。
お母さんにも得意なこと不得意なことがあるかと思います。
子どもも同じで、成長の過程で得意なことならスムーズに身につけたり、苦手なことだと時間がかかったりします。無理にあれこれと身に付けさせようとするよりも、その子のペースや向き不向きをじっくり観察して発見してあげてください。
自分の子どもの成長を確認するために周りの子と比べるのはよくあること
首や腰が座ったのはいつか。言葉を話したのはいつか。走り出せば足が速いか遅いか。
お母さんは子どもの成長をほかの子どもと比較して確認する機会が多く、同じ月齢で同じことができていれば安心したり、できていなければ心配したりすることがあります。
知っておいてほしいのは“子どもにも得意なこと、不得意なことがある”ということ。もしどうしても成長が心配であれば、小児科や助産師さん、保健師さんなど専門家の方に尋ねましょう。
歩くのが遅く変なハイハイをするけれど、お友達より2語文を話すのが早い
Tくんはハイハイをほとんどしませんでした。手をつかず、座った姿勢のままお尻を滑らせながら移動します。
ママ友から「こんなの見たことない」と言われたことと、歩き始めも遅かったことでお母さんは成長が遅いのだろうかととても心配していました。
少し大きくなって話せるようになると今度はTくんがおしゃべり上手であることが分かりました。Tくんはお友達の中で誰よりも早く喋り始めるとスラスラと2語文、そしてスムーズに文章を話しだしたのです。
その時、お母さんは子どもにも得手不得手があることに気が付きました。
今できなくてもいつかはできる。心配するより楽しみに待つのが○
“這えば立て、立てば歩けの親心”とはよく言ったもので、ときに私たち大人は“子どもができないことを何とかしてできるようにしてあげなければ”と思ってしまうことがあります。
さらにほかの子と比べてしまうと心配になってしまうものです。
でも子どもは日々成長していて、今できないこともいつかはできるようになります。
成長の瞬間を “できた…”と安心するより“できた!”と感動と喜びで迎えませんか?きっと子育てが感動の記念日でいっぱいになるでしょう。