【忙しいママ必見】「ちょっと待ってね」を減らす鍵は「できる」を増やす

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「ちょっと待ってね」を減らすには、待ってもらわなくても良い方法を考えるのが◎

子育てをしていると1日に最低でも1回は「ママ○○とって!」「ママ○○して!」と言われるのではないでしょうか。すぐに対応できれば良いのですが、家事の途中だったり、お仕事の途中だったりとすぐには対応できず「ちょっと待ってね」と返すこともあるかと思います。

「ちょっと待ってね」と言っても、すぐに催促が来て「ちょっと待っててって言ったじゃない!」とイライラしてしまうこともあるかもしれません。私もその1人です。

また「ちょっと待ってね」と言う機会が多くなるにつれて、子どもを待たせてしまってばかりいることに罪悪感を抱いてしまうお母さんもいるかもしれません。ですが、こう言ってしまうとき、ほとんどの場合お母さんは家族のために何かをしているのではないでしょうか。
罪悪感を抱く必要は全くありません。その代わり「ちょっと待ってね」と言ったときは、ぜひ「ちょっと待ってもらわなくても良くなるためにはどうしたら良いかな?」と考えてみてください。

ママも子どもも「ちょっと待ってね」が減るのは万々歳!

「ママ服とって!」と言われたら、数回分だけでも自分で取れる場所に置いておけないかな?

「ママお水とって!」と言われたら、お水を自分でくめる方法はないかな?

お水を自分でくんだらこぼすかもしれません。こぼすかもしれないなら、後片付けの方法まで伝えておいたらいいのです。

もちろん子どももママにかまってほしくて言っている場合もありますし、子どもが自分でするにはまだ難しいこともあると思うので、待ってもらう機会を0にすることはできないでしょう。

ですが、子どもが自分でできることを1つ1つ増やしていくことでママは「ちょっと待って」もらう状況を減らすことはでき、子どもも待たなくて済むので親子ともに大きなメリットになります。

わが家では毎朝のように「ママ水筒早く!」と急かされていたのですが、子どもが自分で水筒の準備をできるように練習したことで私も急かされず、子どもも自分のペースで準備できるようになり親子ともに快適になりました。

「ちょっと待ってね」を減らすには3歳で“自分でできる”を増やすべし

1歳代はやる気が育つ時期。自分で挑戦したい気持ちが湧いてくるので、軽い物を取るなど簡単な動作であればお母さんが楽しそうにやっている姿を見せるとまねしてやってくれることもあるでしょう。

2歳代は集中力が育つ時期。興味を持ったことには黙々と取り組み動作を習得しようとする様子も見られるようになるので、危険がない範囲で自分で興味のありそうなことはさせてあげると良いでしょう。

ただ1~2歳ころは発達面から見ても、方法を教えたからと言って確実にこなすのはまだまだ難しい時期。自分でしてくれたらラッキーくらいの気持ちで見守ってあげてください。

3歳ころになると自分でしたいという気持ち、自立心が芽生えはじめます。この頃の「自分でする」もまだまだ失敗することも多く、後片付けまで考えるとお母さんがしてしまった方が早いということも正直たくさんあります。ですが、この3歳代くらいで少し辛抱して子どもが自分でする能力を育ててあげると、自分でできることがぐっと増えるので、それ以降「ママ○○して!」が減り「ちょっと待って」もらう機会を減らすことができます。

子どもの成長に気づく問い「うちの子、もしかしたらできるようになってるかな?」

オムツが外れた直後は「ママトイレ!」と毎回言っていた子も、いつの間にか1人でトイレに行くようになります。

そう、最初は自分でできることでも「ママやって」と言ってくる場合もありますが、自分でする経験を積み重ねその行動が当たり前になると、自然と自分でするようになっていきます。

子どもは日々少しずつ成長していくので“まだできない”から“できるかも”に気づくのは少し難しいかもしれません。ですが子どもの力を信じて思い切って任せてみると、意外とできることもたくさんあります。

毎回じゃなくても10回に1回でもいいので、ぜひ「ちょっと待ってね」と言ったタイミングで「もしかして自分でできるようになっているかな?」と考えてみてください。

こうしてお母さんの仕事を手放していくと、お母さんの心と時間の余裕も少しずつ生まれていきます。

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この記事を書いた人

あおのともかのアバター あおのともか ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

親子に寄り添い笑顔を引き出す子育て講師。キッズコーチング®Emi-Sachi代表。

子育てに悩みは絶えないかもしれない。それでも1度きりの子育て、1度きりの子ども時代を少しでも幸せな日々にしてほしい。そんな思いから“365日大好きがあふれる幸せな日々に”を理念に、毎月子育て講座、個人セッションを開催中。

趣味は子どもの服作り。ブラックチョコをお供にブラックコーヒーを飲むのが至福のひととき。元看護師/mamagirlライター/4児の母

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