大好きなママと離れるのが寂しいのは当たり前。泣かれる心づもりをしておこう
初めての入園は親も子どもも未知のことばかり。「泣かずに行けるかな」「行くのを嫌がったらどうしよう」などと、さまざまな不安を抱えているママもいるでしょう。
今までずっと一緒にいたママと離れるのが寂しくないわけはありません。園生活を楽しみにしていた子でも、数日通ったら「やっぱりママと一緒がいい」と思うのだってあるあるです。あらかじめ、嫌がる期間があるのは当たり前という心づもりをしておくことで、実際に行き渋りがあっても落ち着いて対応できるようになります。
「どうしたら行けるかな?」トライアンドエラーで4月を乗り越えよう!
ソリューション・フォーカス・アプローチという関わり方の手法があります。「どうして泣くんだろう」「何が嫌なんだろう」などと原因にフォーカスするのではなく、「どうしたら行けるようになるだろう」というように未来にフォーカスしてアプローチをしていく方法です。
うまくいかなければ違う方法を試し、もしそれがうまくいったら、そのまま続けていくというものです。うまくいかないときのために、違う方法のストックをたくさん持っておくと、実際に行き渋りがあったときに、対応しやすくなります。
ママの心のお守りに!行き渋り対策をたくさんストックしておこう
お気に入りのキャラクターのついた絆創膏を貼る。特別なおやつを1つ食べてパワーチャージ。行ったら手帳の日付のところに好きなシールを貼る。ママとハグをしてパワーチャージ。ママの手作りのお守りをかばんに入れる。毎朝ママのお手紙を渡す。とりあえず外遊びで外に出てみる。制服じゃなくお気に入りの服を着る。これらは実際に私がわが子に試してみたことです。周りの先輩ママさんに聞いたら他にもたくさん出てくるでしょう。
持って生まれた性格(気質)によって慣れる時間は違いますが、1日、2日、1週間、2週間と通ううちに、通うのが当たり前の日常に変わり、行き渋りも落ち着いていきます。
わが家の場合は1~2週間で行くのが当たり前に変わり、特別なことをしなくても通えるようになりました。
罪悪感は必要なし!最高の笑顔で見送り、最高の笑顔とハグで迎えよう
私も子ども4人、程度に差はあれど通い始めの4月は全員行き渋りがあったので、いろいろなことを試しました。1人目2人目は送り出すときに大泣きする姿を見て「まだ通わせるのは早かったかな。かわいそうなことをさせているのかな。」と罪悪感にさいなまれ、見送った後に1人で涙ぐむこともありました。
でも園に通わせることに罪悪感を持つ必要はありません。「ママも頑張ってくるね!」と最高の笑顔で見送り、「○○ちゃんおかえり。会いたかったよ~」とぎゅ~と最高の笑顔で抱きしめて迎えてあげてください。それだけで子どもの心は元気になります。