自ら学ぶ子になるコツは2歳までに何でもさせてみること

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赤ちゃんの困ったいたずらは好奇心であり、学びのスタート

子育て中のお母さんの中には赤ちゃんのいたずらに困った方もいるかも知れません。しかし、ぜひ知っておいてほしいポイントがあります。

赤ちゃんのいたずらは好奇心を満たす行為であり、実験です。

命の危険がないかを確認しながらぜひ、存分にやらせてあげてほしいと思います。
なぜなら、好奇心を満たすことは学びの始まりであり、成長してからの学びと大きく繋がっているからです。

好奇心を満たす過程で得た経験は深い学びにつながる

子どもは2歳までに、“なんだろう?”と気になったものに手を伸ばして遊びながら“できた”“分かった”と学びを重ねていきます。このサイクルを“学びのサイクル”といいます。

いろいろなことへの好奇心から動けるようになると、成長してからも自ら学ぼうとする力が身につきます。物事に仮説を立ててやってみることで、より深い学びになり、次の好奇心が生まれる好循環を生み出します。

生まれながらに好奇心旺盛な子もいるが関わりで好奇心を育てることは可能

私の息子は、赤ちゃんの時とても好奇心が旺盛でした。気になるものには寄っていくし、納得するまで穴を掘っていることもしょっちゅうでした。

現在11歳。少しだけ思春期に入ってきたように思いますが、宿題や自主学習などは毎週自分で面白いテーマを見つけてきて調べているようです。

自分なりに“こうじゃないかな?”と仮説を立てるところも、小さなころの経験からくるのではないかと思います。

いたずらを“させなくてはいけない”と思う必要はない。お母さんの余裕が大切!

子どもはたくさんの経験の中で学び、成長します。大人にとっては困ったいたずらも、子どもが“学びのサイクル”を回しているのだと視点を変えてみましょう。

個人差があることに加え、イヤイヤ期にも重なる時期ですので、片付けの負担が大きければもちろん止めて良いと思いますが、もしも学んでいるから仕方ないと思えることであれば、ぜひやらせてみてください。

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この記事を書いた人

波多野 裕美のアバター 波多野 裕美 ままとこネットライター/キッズコーチング®トレーナー

子どものミライを育てよう  ミライノキ代表
九州初キッズコーチング協会認定トレーナー。気負わず学べる講座。PTA、公民館連合会、教職員向けの講演会や勉強会も好評。個人相談や幼児教室など関わった人数は現在約600人超。9歳4歳の5歳差育児中。

皆の笑顔が大好物。基本的に人が喜ぶ顔を見るのが好き。キャンプでは焚き火をぼーっと見るのが幸せ。

ママガールwebにてコラム執筆中/stand fmにて音声配信中

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