「行きたくな〜い!」は誰しもが経験する成長の証
4月に入園してから、やっと慣れて笑顔で登園してくれるようになったのも束の間、まさかのゴールデンウィーク明けの「いきたくない!」発言に動揺した方も多いと思います。
泣いている子どもを見ていると胸が痛くなることもありますね。
とはいってもどうにかちゃんとしてもらわなきゃ!連れて行かなきゃ!と、私自身泣く我が子を小脇に抱え先生に託したりもしました。
ただ、ここで思い出してください!大人だってそんな気分になることありませんか?
学生時代、夏休み明けに「学校いきたくないな~」、または年末年始の長期休暇明け「仕事いきたくないな~」
と思った経験、誰もがあると思います。
それを口に出した時、周りの人から「いいから行きなさい」なんて言われたらどんな気持ちでしょう。
行きたくない気持ちを共感しましょう!
「行きたくない」と言われたとき、大人はついつい理由を聞いてしまいます。
中には「なんで行きたくないんだろ?」「何か嫌なことがあったのかな?」なんて深刻に考える方もいらっしゃいます。
行渋る理由は子どもによって様々です。
言葉や感情表現が未発達なお子さんは、理由を聞いてもうまく言えない子も多いんです。なので「どうして?」と理由を聞いても本心までは理解できないことも。
親が一番にすることは、その感情に寄り添うこと!「行きたくないのね」と共感してあげる事です。
駄々こねは感情をしっかり出すトレーニング
子どもはまだ感情のコントロールができない子が多いので、「寂しい」「悲しいな」「もっとママとパパ一緒に居たい」という感情をうまく伝える事ができkません。
感情のコントロールができるようになる前に、どんな感情があるのかを知る時期が必要なのです。
どんな感情があるかを知るためには、出してみないとわかりません。共感をした後に「どんな気持ち?」と問いかけるのも良いですね。
年齢にもよりますが、うまく言えない子には「寂しいの?」「もっとおうちで遊びたかった?」などと聞いてみると、泣いている理由を言葉に出しやすくなります。
忙しい大人は事前準備を整えて気持ちの余裕を作る
「そんなに共感している時間なんてない!」と思う忙しいお母さん、安心してください。
そう!私もその一人でしたので、気持ちは本当によくわかります。でも、事前に縦鼻準備できる事もありますると知って実践できるようになってからは、少し気持ちに余裕が生まれました。
・連休明け、休み明けはいつもより早めの準備
・家では園生活での楽しい事をイメージさせる(大好きなお友達や先生の話など)
・出かける前に7秒ハグで愛情注入
それでもダメなら先生を信用して託す!笑顔で「行ってらっしゃい」と見送る覚悟をしましょう!
お迎えの時「今日も頑張ってくれてありがとう!!!」と愛情注入を忘れずに!