がんばり屋さんのママに届け!元気な冬を過ごすための魔法の声かけ

ちひろ/ライター

一段と寒さが厳しい季節がやってきましたね。子どもたちが元気に冬を過ごすために、インフルエンザ予防は特に大切です。

「外から帰ったら手洗い、うがい!」と毎日のように言っているのに全然習慣化しない…とため息をついているママいませんか?

本日はそんなママにお伝えしたい魔法の声掛けをお伝えします。

目次

手洗いうがいを習慣化させたい裏にあるママの願い

どうしてママたちはこんなにも必死に子どもたちに「外から帰ったら、手洗いやうがい!」と言ってしまうのでしょうか?そこには下記のような気持ちがあるのでは?と想像しています。

ママたちの願い

健康への配慮: 感染症や風邪の予防のため。特に子どもは免疫系がまだ発達途中であり、感染症にかかりやすいため予防が重要と考えている。

習慣の形成: 子どものうちから衛生習慣を身につけさせることは、将来的な健康に影響を与えるから。

周囲への感染リスク: 子どもが病気にかかってしまうと、その周囲の人々にも感染が広がる可能性があるから。ママたちは、子どもの健康だけでなく、家族全体や他の人たちの健康も考慮していることがありそうです。

総じて、ママたちは子どもたちに手洗いやうがいを何度も言うことで、子どもたちの健康を守り、将来的な健康状態を向上させるために取り組んでいるのです。

つまり「手洗いうがいをしなさい」は言ってみれば「I love you」と言っているようなもの。「手洗いうがいをしなさい」はただの言葉ではなく、ママの深い愛と未来への願いが込められているのです。その願いが子どもに伝わるようにするコツは“一緒に”を使うことです。

何かをしてほしいときは命令形よりも提案型の方が上手くいく

子どもに「しなさい」と命令するよりも、「一緒に○○しよう」と誘う方がやる気を引き出すことができます。それは「一緒にしよう」と言うことで、お互いが協力して何かを成し遂げるという感覚が生まれ、その中にやる気や興味が湧きやすくなるからです。

また、「しよう」と提案することで子どもに選択肢を与え、自分で決める楽しさや自主性が生まれ、やる気が高まります。

つまり「一緒に○○しよう」という提案型は、子どもが自分の意志を尊重されたと感じられ、選択を通じて自主的に行動する喜びが湧き、その結果としてより積極的に協力しやすくなるのです。

子どもの心をつかむ魔法の声!

「一緒に○○しよう」という提案型の声掛けをわがやの3人兄弟で実験してみた結果、最も効果的な言い方があることにも気づきました。

ものすごく楽しいことのように「一緒に手洗いうがいしよう♪」というと、スッと動いてくれるのです。そう、まるで「明日USJに行こう♪」と言うかの如く(笑)

子どもたちは大人が思う以上に声のトーンや表情など非言語的なコミュニケーションも敏感に感じ取っていると言われています。わが家の子どもたちの様子からも、大人は子どもたちとのコミュニケーションで声のトーンに気を配り、適切なトーンで接することは大切だと改めて感じました。

ママの深い愛がこもった声掛けが子どもの健康を支える

わが子が健康で幸せに育つため、手洗いやうがいの大切さを繰り返し伝える。そこにはママの声掛けには深い愛が込められていますね。その愛情がよりダイレクトにお子さんに届くようにと願い、今回提案型の声掛けを紹介させていただきました。

子どもたちはママの声掛けに敏感に反応します。ママの想いが子どもに伝わる言葉を選ぶこと、そこに非言語的なコミュニケーションがプラスされることで、子どもの心に魔法をかけ楽しく健やかに成長していくことでしょう。

この冬、ままとこ読者のみなさまとお子さんが元気に過ごせることを祈っています。

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この記事を書いた人

亀山千裕のアバター 亀山千裕 ままとこネットライター/キッズコーチング®マスタアドバイザー

小4、小1、3歳の子を育てる転勤族妻。
日々、家族を家事に巻き込む方法を探究し、最高のチームに育てるため奮闘中。プレッシャーを勝手に背負った教育ママが、わが子の「ママの子をやめたい」という言葉に目が覚める。現在は楽しい子育てを実践してもらうべく精力的に活動中。

趣味はファミリーキャンプ。オシャレなキャンプレイアウト研究中。

元養護教諭(保健室の先生)/ライフオーガナイザー®

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