イライラママでも大丈夫!キッズコーチングの言葉がけ

子育ての知識を得ても結局イライラしたりするから、親のマインドを整えるのが先なのでは?という意見を聞いたことがあります。
それに対する私の考えを書いてみました。

目次

誰でも子どもにイライラすることはある

世の中には子育てに役立つ様々な情報が溢れています。

子育てに関する記事を検索したり、セミナーを受けたり講演会を聞いてみようなどと考えるお母さんは、子育てに悩んでいたり子どもにもっと上手に接したいという思いがあったりしますね。

情報を得たときは「これをやってみよう」「こういう風に言ってみよう」とやる気になったり、いつもより子どもに優しくできたり。

でも、またふとしたときにイライラして怒ってしまい、自己嫌悪に陥るループにはまっている…ということはありませんか?

かける言葉が変われば子どもも変わる

私がキッズコーチングを学んだのは、子育てで悩みこのままでは取り返しがつかなくなるのではないかと思ったことがきっかけでした。

キッズコーチングを学んだ瞬間から子どもの態度が変わる、自分も常に穏やかでいられるという魔法のようなものではないかもしれません。

でも、知らないと知っているでは全然違うということを声を大にして言いたいです。たとえイライラしても、感情的になったとしても、そこで出てくる言葉が変われば子どもの行動も変わってくるでしょう

命令形の代わりに自分を主語にしたメッセージを伝えよう

例えば、毎朝子どもが朝食の後なかなか歯磨きをしないとします。

「歯磨きしてよ。毎日言ってるでしょ!早くしてよ!」と言ってるとしたら
「朝ごはんの後、何するんだっけ?」と聞いてみましょう。

毎日のことなので子どもは分かっているはず。「歯磨き」と答えるでしょう。「そうだね。さっとやってくれるとお母さん嬉しいわ」

上記は促したい行動を自分で考えさせ、自分(母)を主語にすることで気持ちが伝わりやすい言葉がけです

もう!今日もさっさとしないわ!とイライラしたら「早くしてよ!」と命令形でいう代わりに「さっとやってくれるとお母さん嬉しいわ!」と自分の気持ちを伝えてみましょう。

イライラしてもできることに目をむけていこう

大人だって自分の気持ちをコントロールするのは難しいこともあります。

「あ~また怒ってしまった」つい自己嫌悪に陥りますが、ちょっと待って。

子どもにも自分にもできないことではなく、できることに目をむけていきませんか?

必要以上に怒ってしまったら「ごめんなさい」と謝る。次はこう言ってみようとシュミレーションしてみる。それをやってみる。を繰り返すことで、子どもとより良い関係を築いていけるのではないでしょうか。

私は完璧なマインドが整うのはいつになるやら…なので、イライラしても今できることをやる!という気持ちで日々子育てをしています

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この記事を書いた人

エルティング 孝子のアバター エルティング 孝子 ままとこネットライター/キッズコーチング®エキスパート

アメリカ・オレゴン州ポートランド在住のグローバルキッズコーチ。
国際的な環境で暮らす親子のコミュニケーション力、幸せ力を育むサポートをしている。日米で保育士、児童英語講師、日本語教師として14年間、乳児から中学生にかかわる。その後、着物和文化講師として、アメリカから着物や茶道を通して和の心を伝えている。

趣味はペーパークラフトとティールーム巡り。

2016年生まれの男女双子の母。

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