おむつはずれの時期っていつ?トイレトレーニングってどうしら良いの?とお母さんなら一度は疑問に思ったことがあるでしょう。おむつはずれは個人差があるので、マニュアル通りにいかず迷ってしますね。小さな成功体験を積み重ねるとやる気がアップします。
年齢はひとつの目安!子どもがトイレに興味を示すまで待ってみよう
トイレトレーニングを始めるのに、年齢はひとつの目安になります。でも慌てて始めた結果、親子でイライラだけが大きくなりオムツ外しが遅れるということもあります。
2歳の女の子、さっちゃんのママは「2歳の夏におむつ外しをしなくちゃ」と、さっちゃんを一生懸命トイレに連れて行きました。しかしママが焦せれば焦るほどさっちゃんの負担が大きくなって、トイレに行かないどころか興味を示さなくなってしまいました。
年齢にこだわって始めるより、お子さんがトイレに興味を示すタイミングもトイトレを始める目安のひとつ。それまで待つという選択肢もあるのです。
子どもの好きな物を使って興味を引き出すとトイレが楽しい場所に!
小さなお子さんは大人のまねっこが大好きなので、おうちでは大人のトイレを見せてあげると良いでしょう。
トイレが子どもにとって楽しい場所になるように、いろいろな工夫をしてみましょう。好きなキャラクターの補助便座を用意するとすぐに座ってくれる子もいます。また、好きなキャラクターのシール等を用意してトイレに貼っておくのもおすすめです。
「トイレに行けた」「水が流せた」「紙を引き出せた」など、できた分のシールを自分で貼れるとやる気が持続しやすいです。シールを貼るというごほうび感で更に楽しくトレーニングできるでしょう。
さっちゃんも大好きなプリンセスのシールのおかげで、楽しくトレーニングを再開できました。
- 水に濡れると絵が浮かぶ流せるシートを買って遊び感覚でトイレに誘った
- 子どもと一緒に100円ショップで好きな置物を探してトイレに飾った
- トイレのアプリを使って写真や動画で誘った
イヤイヤ期は子どもに選択権を与えるとやる気スイッチが入る
イヤイヤしてトイレの誘いにのってくれない時は「どっちのパンツにする?」「いつ行く?」など、子どもが自分で決められるような声かけをすると、とってもスムーズです。
園生活では、遊びの途中で声をかける事も多いので、当然「イヤ!」と拒否されることが多いものです。
そんな時、私たち保育士は「抱っこして行く?それともおんぶして行く?」「ペンギンさんになって行く?新幹線に乗って行く?」と声をかけます。
子どもは「抱っこで行く」と自分で選び、「行けたね~」と褒められるのでやる気スイッチがどんどん入ります。
小さな成功体験が大きく成長する親子で楽しくチャレンジしてみよう
子どもは「できた!」と感じられると必ず「楽しい!」と言い出します。お母さんは今できている事だけを言葉にして伝えてあげて下さいね。
例えば、「トイレに来れたね」「電気をつけられたね」「手を洗えたね」と簡単なことから始めるのがコツです。
あまり焦りすぎることなく、気長に取り組みましょう。
小さな小さなステップを積み重ねる事で自信や達成感につながり、自己肯定感をも育ててくれます子どもが楽しんでくれると親としてもモチベーションアップになりますよね。親子で楽しくチャレンジしてみて下さいね。