たったこれだけ?!担任の先生との距離を縮める方法

ちひろ/ライター

“わが子の担任の先生と良好な人間関係でいたい” 多くのパパママの願いだと思います。

今日は、私が保健室の先生をしていたときに気がついた“コミュニケーション上手なママ”がしていたことをレポートしたいと思います。

目次

コミュニケーション上手は、褒め上手!

たまに見かけませんか?先生ととってもフレンドリーなママ。子どものトラブルがあっても、上手に先生に伝え協力してもらって、いつの間にか解決しています。

そういうママは、間違いなく普段からコレをやっています!

それは、先生の良いところを褒めること!無意識か意識的なのかはわかりませんでしたが、担任の先生との関係性が良い保護者の方はそれがとっても上手でした。

ちひろ/ライター

保健室の先生は見た!的な(笑)

気づいたことをそのまま伝えよう!先生だって認められたい

他人から認められたい、自分を理解してもらいたいという気持ちを“承認欲求”といいます。この承認欲求は、大人から子どもまで誰でも持ち合わせています。コミュニケーション上手な保護者の方は、先生の良いところを褒めることで、先生の“承認欲求”を満たしていたんですね。

けれど、褒めるってハードルが高くありませんか?

そんな方にオススメしたいのが、気づいたことをそのまま伝える“アクノリッジ”という方法。アクノリッジとはキッズコーチングでもよく使われる用語で“承認”とも言われます。

相手の小さな変化やありのままを口に出して伝えることで、相手は認められたと感じて嬉しくなります。

連絡帳に一言添えるだけで、先生との関係がグッと縮まる

私が学校で働いていた頃、時折連絡帳にさりげない一言を添えてくださると評判のママがいました

  • 「先生、風邪で休まれていたそうですね。お大事になさってください。」と教員の体調を案じるもの
  • 「学級便りに自分の作品が紹介されたと子どもが嬉しそうにしていました!」と家庭での一コマを伝えるもの

など、内容はどれも些細なもの。そして、最後には決まって「お忙しいと思いますので、お返事は大丈夫です。」と書かれているのです。

その細やかな配慮に担任からママへの好感度はアップ!

また、ママと子どもへのなじみ度や理解度も同時にアップするので、万が一トラブルが起こった際の連携も取りやすいとのことでした。

誰もが人に認められたい。“承認”は人間関係を円滑にする

大げさに褒めたり同じ褒め言葉を連呼したりして褒めると、言われた方も素直に受け取ることが難しくなります。時にはかえって警戒されてしまうことも。さりげなく、さらっと褒めることは案外難しいものです。

その点“承認”ならば、気づいたことをそのまま口に出して伝えるだけですのでハードルが低いと思います。

私たちは名前を呼んでもらったり、変化に気づいてもらったりすることで、自分に関心を持ってくれていることを確認し、自分の存在を認められているんだと安心感を得ることができます。その安心感こそが、人間関係を円滑にしてくれます。

まずは「先生」を「○○先生」と名前をつけて呼ぶところから試してみませんか?

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この記事を書いた人

亀山千裕のアバター 亀山千裕 ままとこネットライター/キッズコーチング®マスタアドバイザー

小4、小1、3歳の子を育てる転勤族妻。
日々、家族を家事に巻き込む方法を探究し、最高のチームに育てるため奮闘中。プレッシャーを勝手に背負った教育ママが、わが子の「ママの子をやめたい」という言葉に目が覚める。現在は楽しい子育てを実践してもらうべく精力的に活動中。

趣味はファミリーキャンプ。オシャレなキャンプレイアウト研究中。

元養護教諭(保健室の先生)/ライフオーガナイザー®

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