おうちキャンプはじめよう!場所探しはおやつタイムから

ゆきほ/ライター

 家族でキャンプしたい!でも出かけにくい…!何ができる?どうしたらいい?小さな子どもと主体的に楽しめる事は?そんな小さなヒントを一緒に考えていきませんか?

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簡単ベランピングはじめませんか?

おひとりさま(ソロ)キャンプが流行り始めてからしばらくたちました。コロナ渦で家族キャンプをはじめた人も多くなり、巷のキャンプ場はいっぱい…。そんな現状に加えて、ゴミやマナーの問題が多くなっています。また、メディア情報をみるとたくさんの道具(ギア)、色とりどりのキャンプごはんで、おしゃれに楽しむ様子があふれています。

そんな中「まず何を覚えたらいいの?」「道具は何から揃えたらいいの?」「今さら知らないとか、どうしたらいいかとかそれはちょっと聞けない…」という声を聞くことも増えてきました。そんな時は、お家で手軽に、そして人目を気にせず子どもと、家族と楽しめるベランピングが最適です。

はじめては気持ちひとつ。おやつタイムからスタートで花まる♪

何から始めよう?と悩む時は、まず、雰囲気を楽しんでみませんか?そこからワクワク好奇心が大きくなります。そして、ちょっと非日常を感じるだけでストレスは15%下がります。

まず、くつろげる場所の探索です。子どもと一緒にマットとカップ一つ持っていろんな場所に行ってみてください。「ここにする?」「ここはどう?」と会話しながら探険するだけでもちょっとしたピクニック気分になります。

お庭があればそのどこがいいのか、ベランダやバルコニーのあるお家であればどちらが居心地いいか、どちら向きに座ったら開放感があるのかなど、いろいろ座って空間を感じてみましょう。お気に入りの場所が決まれば、そこはもう本日のOnly One秘密基地です。

自分たちだけの空間は足元から

様々な生き物たちに縄張りがあるように、人もある程度の区切られた空間を感じると、心がほっとするComfort Zone(心の安全地帯)ができあがります。最初の一歩はラグやマット、ピクニック用の敷物に毛布やブランケットでもいいので、床面を作りましょう。

おしゃれ感を出しながら寝転がりたいなと思う時は、厚手の砂よけマットや防水マットだと寝転がった時に痛みがありません。コンクリートのベランダなどを、カスタマイズしたくなったら、ウッドパネルやジョイントタイル、スノコや人工芝などで好みの床面をつくってみるのも楽しいですよ!!

大切なのはおしゃれに見せる道具じゃなくて子どものワクワク感

ついつい忘れがちなことがあります。それは、子どもの思いや気づきに注目すること。

非日常感をどう演出しようかと考えていると、一旦できた場所にこだわったり、あえていつもと違った食器を使おうとしたり…、あれ?これって意外とありませんか?

子どもによっては遊牧民のように毎回違う場所でくつろぐことを好む子もいれば、お気に入りのマグじゃなきゃ嫌!という子もいます。お客様になっておもてなしされたい子もいれば、お母さんにお茶を出してあげたくなる子もいますね。

子どもの「これがあったらいいな」や「ここに置きたい!」などの言葉にはびっくりするくらい面白いアイディアや気づきが詰まっていたりします。しっかりと耳を傾けてあげてください。すると好奇心や自発性、想像力、主体性がぐんぐん伸びていきます。

子どもの「やりたい!」を親子で一緒に楽しんで体験すると、信頼関係が強固になります。さらに非日常空間の中で、いつもは話さないことを教えてくれたり、いつもとはまた違う子どもの良いところを発見することもできます。いいこと尽くめの時間です。

ゆきほ/ライター

大切なのは子どものワクワク。まずはおやつタイムに手軽に取り入れてみてください!

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この記事を書いた人

黒田ゆき保のアバター 黒田ゆき保 ママトコネットライター/キッズコーチング®トレーナー

全ての子どもに『自分らしく生きる力』を。新しい一歩を安心して踏み出せる『心の居場所』を提供。不登校児や特別支援児のサポート、自然体験・野外体験活動指導者として、様々な組織のキャンプの企画に参画。 青少年育成ボランティアの養成にも力を入れ、延べ1万人以上の子どもたちと関わる。

外遊びと絵本、工作と文房具好き。

キャンプディレクター1級/ comfortable place 代表。1児の母。

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